1月17日発売の「週刊ポスト」は、政界、財界、芸能界の知られざる深奥を暴くスクープ特大号。しがらみだらけの新聞・テレビが絶対に報じられないタブーを忖度なしにすべて書く。テレビ界が恐る恐る対応するフリを続ける「中居正広問題」では、渦中の被害女性が「解決金9000万円なんてもらってません」と爆弾告白した。政界では、財務省の新たな増税の悪だくみが見つかった。財界の関心は「トランプ2.0」に集中しているが、大手メディアの不安を煽る論調とは裏腹に、日本株にも日本製鉄にも、これを福となす秘策があることがわかった。
今週の見どころ読みどころ
◆中居正広トラブル「渦中の女性」が激白「9000万円なんてもらってません」
昨年、「女性セブン」のスクープで発覚した中居正広のトラブルでは、その後、「週刊文春」などが後追い報道で真偽不明の“事件の真相”を書いて騒動が広がっている。本誌は渦中の被害女性に独占インタビューした。女性は、文春などが断定的に報じた「解決金9000万円」について、「そんなにたくさんのお金は受け取っていない」と明確に否定し、さらに、フジテレビが「社員は一切関与していない」と言い続けていることにも不快感を示した。
◆法政大学「ハンマー女」が事件前日に見せた「恐怖の奇行」
教室内で8人を次々に殴りつけた衝撃事件で逮捕されたユ・ジュヒョン容疑者は、「いじめられていた」と供述しているとされるが、周囲の学生たちはむしろ同容疑者の奇行を強く記憶している。本誌に答えた女子大生は、事件の前日、同乗していたバス内で、面識もない容疑者から声をかけられ恐ろしい体験をしたと告白した。
◆ついに逮捕! 東京女子医大を食い物にした「女ゴーン」の「金塊」経営
「女カルロス・ゴーン」と称された東京女子医大の岩本絹子・元理事長が背任の疑いで逮捕された。家宅捜索では多額の現金や金塊が見つかったという。研究費カットや怪しげなカネを動きを追及し続けてきたジャーナリスト・岩沢倫彦氏が緊急寄稿で事件の真相をリポートする。
◆またも不気味な的中 MEGA地震予測が警告する「日向灘の次に危険な地域」
本誌前号で報じたMEGA地震予測が的中してしまった。宮崎県では震度5弱を観測しながら大きな被害がなかったことは幸いだったが、これで危機が去ったわけではない。予測を的中させた研究者は、同じ兆候が紀伊半島と能登半島にも出ていると警告した。
◆日本製鉄・橋本会長が狙う「トランプを味方に引き込む秘策」
本誌前々号で橋本英二・会長にインタビューしたノンフィクション作家・広野真嗣氏が、泥沼の法廷闘争に突入したUSスチール買収問題を改めてリポートする。日鉄には、トランプ新政権を味方につける秘策があるという。
本誌では、あわせて「トランプ・ショック」が日本経済にどのような影響を及ぼすのかを検証したが、意外にも日本企業と日本株には強い追い風が吹く可能性があることがわかった。
◆新たなNY後見人が明かした「眞子さんと小室さん、食事会の素敵な夜」
小室さん夫妻はアメリカで静かな生活を続けているが、結婚後、一度も日本に帰国できていない。ニューヨークで後見人として夫妻を支える実業家の青木恵子氏が取材に答え、二人の近況を語った。眞子さんは「もう皇族ではないので眞子さまではなく眞子と呼んでください」と話しているといい、小室さんは気兼ねなく日本食を楽しめるよう青木氏に自宅パーティーを“おねだり”したという。
◆財務省が「減税阻止の刺客」に仕立て上げたのは、あの「コバホーク」だった
国民民主党が求めた「103万円の壁」引き上げに、自民党は“ほぼゼロ回答”で押し通そうとしている。自民党にはもともと財務省派が多いから予想通りではあるが、「ラスボス」と呼ばれて評判の悪い宮沢洋一・税調会長ではイメージが悪いと見た財務省は、新たに税調首脳に「コバホーク」ことOBの小林鷹之・元経済安保相を送り込み、財務省時代の先輩である玉木雄一郎・国民民主代表と対決させるシナリオを進めていることがわかった。
◆<独占告白>養老孟司「肺がんになって変わったこと、変わらなかったこと」
かねて「検査嫌い」「病院嫌い」を公言してきた養老氏が米寿を目前に肺がんに侵された。昨春に発見された経緯、教え子である中川恵一・医師との闘病、受けた治療と拒否した治療など、この間のできごとを赤裸々に語った。高齢者は予防的な治療はしなくていいというポリシーは何も変わらなかったというが、治療を決意した背景には、「がんは自分ひとりの病気ではない。周囲の好意を無碍にするのは違うかな」という心境の変化があったという。
◆制度が激変! 厚労省の企みを逆手に取って「パートの年金」大幅増を手に入れろ
今年は5年に一度の年金制度改正が行われる。過去を見ても、そのたびに政府・厚労省は国民の老後資金を削り取り、改悪を繰り返してきた。今回の最大の標的は「106万円の壁」で、簡単に言うと、これまでサラリーマンの配偶者に与えられていた第3号被保険者の資格を奪って新たに保険料を負担させようとする内容だ。ただし、保険料負担は悪い面ばかりではない。どんどん細っていく第3号制度にしがみつくより、これを機に厚生年金をたっぷり受け取る戦略に舵を切ることこそ正解なのである。詳細な試算とケース別シミュレーションで明らかにする。
◆<保存版カラーグラビア>20世紀にバカ売れした「アイドル写真集」一挙復刻!
20世紀、特に1980年代、1990年代はアイドル全盛期と呼ばれる。その頃に世の男性たちが熱狂し、我先にと買い求めた人気写真集の珠玉カットを復刻、公開する。南野陽子『陽子をひとりじめ…』、大西結花がヘアヌードを披露した『FLORE』ほか、手塚さとみ、由美かおる、島田陽子、池上季実子、ひし美ゆり子、小島可奈子、川島なお美、大場久美子、斉藤慶子らの美身がよみがえる。
◆ベストセラー著者の「終活博士」が教える「夫婦の老前整理術」
行政書士、ファイナンシャルプランナー、相続診断士など多くの資格を持ち、「終活博士」として知られる松尾拓也氏がベストセラーとなった自著をもとに「夫婦の終活」を指南する。多くの手続きでキモとなるのは「タイミング」だという。「生前整理」では遅すぎて、「老前整理」が大事なのだという。
※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!