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【ドジャース対カブス】東京開催のMLB開幕戦、大谷翔平や佐々木朗希らの出場期待でチケットが入手困難に 早くも「200万円」で高額転売

チケットの入手困難度も“異次元”(時事通信フォト)

チケットの入手困難度も“異次元”(時事通信フォト)

 佐々木朗希の加入が発表されてますます注目度が高まるドジャース。大谷翔平、山本由伸、ベッツ、フリーマンらが揃うスター軍団の公式戦を世界に先駆けて観戦するチャンスが迫っている。

 3月18、19日にドジャース対カブスのMLBシーズン開幕戦が東京ドームで開催されるのだ。

「大谷、山本、佐々木の揃い踏みが見られる可能性に加えて、カブスには鈴木誠也と今永昇太がいる。空前の盛り上がりになることは間違いない」(スポーツ紙記者)

 当然ながらチケットの入手困難度も“異次元”だ。昨年12月6日にマスターカード会員先行販売が始まり、今年1月から各種の先行抽選販売がスタートしたが、応募が殺到。先行販売に申し込んだ50代男性が疲れた表情で語る。

「アクセス順に抽選を申し込めるサイトに入ったら、『お客様の前に並んでいる人数』が13万人を超えて、申し込みの順番が回ってくるまで12時間以上かかりました。当選発表はまだ先ですが、当たる気がしません」

 2月16日から一般販売が始まるがチケット獲得の望みは薄い。そこで蠢くのが“転売ヤー”だ。ネット上のチケット転売サイトを見ると、最高で1枚「200万円」で出品されているチケットまで見られた。

 そもそもチケットは転売禁止であり、安易に手を出してはならないとチケット販売業者が警鐘を鳴らす。

「今の時期、転売サイトに高額で出品する人は実は『チケットを持ってない』ケースがある。高値で売り付けて、あとからオークションなどでもっと安いチケットを入手して回すんです。これは差額で儲ける“空売り”と呼ばれる手口で、カネを払ったのにチケットが手に入らないといったトラブルになりやすい」

 主催する読売新聞社はHPの応募要項で本人確認を行なう場合があると明記している。

 やっぱり正攻法で行くしかなさそうだ。

※週刊ポスト2025年2月14・21日号

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