《我が友とふたたび会はむその日まで追ひかけてゆくそれぞれの夢》──新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」(1月22日)に初めて参列した愛子さま(23)は、それぞれの道を歩む友人と再会できる日を楽しみに夢に向かって励みたい、との気持ちを詠んだ。
社会人1年目となった愛子さまの初々しさが注目された一方、昨年成年皇族になった悠仁さま(18)の姿は見えず、SNSでは〈悠仁さまの和歌が見たかった〉といった声が多くあがった。
宮内庁の西村泰彦長官は昨年7月の定例記者会見で、悠仁さまの一般参賀などの宮中行事や宮中祭祀への参加について、「高校卒業後に予定されている成年式が終わった後が適当」との認識を示していた。宮内庁担当記者が語る。
「2022年に成人年齢が18歳に引き下げられて、悠仁さまは昨年9月の誕生日で成年皇族になられたばかり。このとき、宮内庁は学業を優先するため悠仁さまが高校を卒業後に成年式を実施すると説明しました」
愛子さまの場合は成年式の後、2022年から歌会始に歌を寄せてきたが、昨年までは学業を理由に儀式は欠席してきた。
「悠仁さまもまずは歌だけ寄せて、大学卒業後に初めて参列するという流れになるかもしれません」(宮内庁担当記者)
宮内庁に悠仁さまの歌会始の参加予定について聞くと、「大学ご在学中、行事と授業などが重なった場合には、学業を優先されるものと考えております」(総務課報道室)とのことだった。
悠仁さまの歌会始デビューが待ち遠しい。
※週刊ポスト2025年2月14・21日号