ライフ

第32回小学館ノンフィクション大賞 募集要項(大賞300万円、2025年8月末締め切り)

 第32回となる小学館ノンフィクション大賞では、読む人にこれまで以上に驚きや感動をもたらすエンターテインメント色豊かなノンフィクションを募集します。ジャーナリスティックな視点を持った政治・経済・社会・スポーツなどの世界を描いたドキュメント、著名な人物の知られざる一面を描いた評伝などはもちろんのこと、独自の視点やアプローチから現代社会の一面を切り取った作品を期待します。

第32回小学館ノンフィクション大賞 募集要項

■原稿枚数/ 400字詰め原稿用紙に換算して200~300枚程度。
ワープロ原稿の場合は1行40字×40行の縦組みで50~80枚程度。表紙に題名、住所、氏名(筆名の場合は本名も明記)、年齢、電話番号、職業を明記。
1200字程度の「梗概」(あらすじ)を添えて、郵送または宅配便でご応募ください。

■応募資格/応募者はプロ・アマ、性別、国籍、年齢を問いません。グループ、共同著作も可。未発表の作品に限りますが、雑誌などで発表された作品、ブログなどで公表されたことのある作品については、追加執筆による未発表部分が半分以上であれば可。自費出版物については、書店に流通していなければ可。

■応募締切/2025年8月末日(当日消印有効)

■応募先/〒101‐8001 東京都千代田区一ツ橋2‐3‐1 小学館 ポスト・セブン局 「小学館ノンフィクション大賞」事務局

■賞金/「ノンフィクション大賞」300万円

■発表/2025年12月~2026年1月頃 『週刊ポスト』『女性セブン』誌上

■お問い合わせ先/小学館ノンフィクション大賞事務局 電話03(3230)5961

■注意事項

※応募原稿は返却しません。必ず控えのコピーをおとりください。

※いかなる場合でも応募作品の成否についてのお問い合わせには応じられません。結果については上記各誌面、及び小学館HP上のみの発表とさせていただきます。なお、最終選考に残った応募者には、2025年9月末までにご連絡します。

※受賞作の出版権、映像化権等は、すべて小学館に帰属します。その場合の権利料は、賞金に含まれます。

※他社主催の賞との二重応募は厳禁です。発覚次第、無効とします。

主催=小学館『週刊ポスト』『女性セブン』

第32回小学館ノンフィクション大賞 選考委員

・酒井順子(エッセイスト)

1966年生まれ。大学卒業後、広告会社勤務 を経て執筆業に専念。2003年に発表した 『負け犬の遠吠え』はベストセラーとなり、 講談社エッセイ賞と婦人公論文藝賞を ダブル受賞。女性の生き方、古典、旅、文学 など幅広く執筆。『ユーミンの罪』『家族終了』 『女人京都』など著書多数。

・森健(ジャーナリスト)

1968年生まれ。2012年、『「つなみ」の子どもたち』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2015年、『小倉昌男 祈りと経営』で第22回小学館ノンフィクション大賞、第48回大宅壮一ノンフィクション賞(2017年)を受賞。2023年、「安倍元首相暗殺と統一教会」で第84回文藝春秋読者賞受賞。

・河合香織(ノンフィクション作家)

1974年生まれ。神戸市外国語大学卒。2009年『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児 たち』で小学館ノンフィクション大賞を、2019年『選べなかった命 出生前診断の誤診で 生まれた子』で大宅壮一ノンフィクション賞 と新潮ドキュメント賞を受賞。『老化は治療 できるか』など著書多数。

小学館ノンフィクション大賞 過去の受賞作品一覧

第31回 2024年

・大賞      『極彩色の牢獄』/宇都宮直子

第30回 2023年

・大賞       『力道山未亡人』/細田昌志

第29回 2022年

・大賞       『特攻服を着た少女と1825日』/比嘉健二

第28回 2021年

・大賞       『マイホーム山谷』/末並俊司

第27回 2020年

・大賞       『愛を描いた人』/大貫智子

第26回 2019年

・大賞       『家族写真』/笠井千晶

第25回 2018年

・大賞       『牙』/三浦英之

第24回 2017年

・大賞       『消された信仰』/広野真嗣

第23回 2016年

・大賞       『永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット』/柳川悠二

第22回 2015年

・大賞       『小倉昌男 祈りと経営』/森健

第21回 2014年

・優秀賞    『ゆめいらんかね──やしきたかじん伝』/角岡伸彦、『卵子探しています』/宮下洋一

第20回 2013年

・大賞       『運命の子 トリソミー』/松永正訓

・優秀賞    『国家のシロアリ』/福場ひとみ、『昭和二十五年 最後の戦死者』/城内康伸

第19回 2012年

・大賞       『ユージン・スミス』/山口由美

・優秀賞    『マオキッズ』/八木澤高明

第18回 2011年

・大賞       『柔の恩人』/小倉孝保、『北緯43度の雪』/河野啓

第17回 2010年

・優秀賞    『さわり』/佐宮圭、『最後の王者』/西村章

第16回 2009年

・大賞       『ウスケボーイズ』/河合香織、『エンブリオロジスト』/須藤みか

第15回 2008年

・優秀賞    『我思う、ゆえに我あり』/小川善照、『北京陳情村』/田中奈美

第14回 2007年

・大賞       『煙る鯨影』/駒村吉重、『沖縄独立を夢見た伝説の女傑 照屋敏子』/高木凛

第13回 2006年

・優秀賞    『11時間』/江花優子、『海峡のアリア』/田月仙、『世界で一番売れている薬』/山内喜美子

第12回 2005年

・大賞       『愛犬王 平岩米吉伝』/片野ゆか

・優秀賞    『14階段』/窪田順生

第11回 2004年

・大賞       『ネグレクト』/杉山春

第10回 2003年

・優秀賞    『中国人ムスリムの末裔たち』/やまもとくみこ

第9回 2002年

・大賞       『みかん畑に帰りたかった』/埜口保男

第8回 2001年

・優秀賞    『中国共産党に消された人々』/相馬勝、『パラダイスウォーカー』/中村勝雄、『マルチルの刻印』/渡辺千尋

第7回 2000年

・大賞       『まぐろ土佐船』/斎藤健次

・優秀賞    『速すぎたランナー』/増田晶文

第6回 1999年

・大賞       『淡淡有情』/平野久美子

・優秀賞    『リアル・クローン』/若山三千彦

第5回 1998年

・大賞       『百年目の帰郷』/鈴木洋史

・優秀賞    『エクソシストとの対話』/島村菜津

第4回 1997年

・大賞       『絶対音感』/最相葉月

・優秀賞    『闇はわれを阻まず―山本覚馬伝-』/鈴木由紀子、『ムスリム・ニッポン』/田澤拓也

第3回 1996年

・優秀賞    『ライオンの夢』/神山典士、『カフカスの小さな国』/林克明、『残酷な楽園』/降旗

第2回 1995年

・大賞       『乳房再建』/三島英子

第1回 1994年

・大賞       『狂気の左サイドバック』/一志治夫

・優秀賞    『ショーン』/山下柚実、『龍の伝人たち』/富坂聡

トピックス

およそ揉め事を起こしそうにない普通の人たちがカスハラの主役になっている(写真提供/イメージマート)
《”店員なんて赤の他人”的な行為が横行》条例施行から2か月、減らないカスハラの実態 都内のコンビニ店員が告白「現役世代のサラリーマンが…」品出し中に激突、年齢確認にブチ切れ、箸に”要らねえよ”
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
麻薬の「運び屋」として利用されていたネコが保護された(時事通信フォト)
“麻薬を運ぶネコ” 刑務所の塀の上で保護 胴体にマリファナとコカインが巻きつけられ…囚人に“差し入れ”するところだった《中米・コスタリカ》
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン