芸能

視聴率好調の『御上先生』、ロケ地は「東大合格者数全国2位」の超進学校 松坂桃李はエキストラとして参加する生徒たちに勉強法や志望校について質問、役作りの参考に

日曜劇場『御上先生』(TBS系)主演の松坂桃李

日曜劇場『御上先生』(TBS系)主演の松坂桃李

 松坂桃李(36才)主演の日曜劇場『御上先生』(TBS系)が、2月2日放送の第3話でも世帯視聴率11.3%を記録し、3話連続で2桁視聴率を獲得して好調をキープしている。松坂演じるエリート官僚の御上孝が私立の進学校に教師として出向し、教育現場の問題やそこに潜む社会問題に切り込む同作。教師役として吉岡里帆(32才)や迫田孝也(47才)といった実力派俳優が脇を固める。

「学園ものらしからぬ重厚感が漂う『御上先生』ですが、教師たちが職員室に集うお決まりのシーンは健在です。最近のドラマはスケジュールやコストの問題からセットでまかなうことも多いのですが、今作で使われている職員室は本物。神奈川県内にある男子校、聖光学院中学校高等学校の職員室を借りています」(テレビ局関係者)

 聖光学院高校は、昨年度の東大合格者数では全国2位となる100人を記録したほどの進学校である。

「スタッフでいろいろな学校を見学し、いまのリアルな進学校の雰囲気を強く感じた聖光学院高校に協力を仰ぐことにしたそうです。あまりドラマのロケ地になることはない同校ですが、今回は教師や数百名の生徒もエキストラとしてドラマに参加しています」(前出・テレビ局関係者)

 超がつくほどの進学校に通う生徒たちに興味津々なのが松坂だ。

「松坂さんは、撮影の合間に積極的にエキストラの生徒たちに話しかけ、彼らの勉強法や志望校、将来の希望などを聞きまくったそうです。聖光学院高校は、劇中で御上が出向した隣徳学院と同じく、高校で学習が完結する“塾要らず”がウリなので、参考になるみたいです。

 松坂さんの父親は大学関係の職に就いていたこともあり、いまは聖光学院がある横浜市の教育委員会の“スクールカウンセラー統括”として働いています。松坂さん自身は大学を中退して芸能の道に進んでおり、両親は『学歴がすべてではない』という考えの持ち主だといいます。それだけに、東大という日本最高峰の大学を目指す生徒が何を考えているのか気になるのかもしれません」(芸能関係者)

 リアルな“未来のエリート”たちと接することで、教師という仕事への理解を深めている松坂。より磨きのかかった「御上先生」に、期待は高まるばかりだ。

女性セブン202522027日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ犯から殺人犯に》「生きてたら、こっちの主張もせんと」八田與一容疑者の祖父が明かしていた”事件当日の様子”「コロナ後遺症でうまく動けず…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「本人にとって大事な時期だから…」中居正広氏の実兄が明かした“愛する弟との現在のやりとり”《フジテレビ問題で反撃》
NEWSポストセブン
デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止に…(時事通信フォト)
【デフリンピック半年前の騒動】デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止「監督は聴覚障害に理解があるはずでしたが……」 ろう者サッカー協会が調査へ
NEWSポストセブン
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督からのメッセージ(時事通信フォト)
《長嶋茂雄さんが89歳で逝去》20年に及んだ壮絶リハビリ生活、亡き妻との出会いの場で聖火ランナーを務め「最高の人生」に
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」
NEWSポストセブン
今年3月、日本支社を設立していたカニエ・ウェスト(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストが日本支社を設立していた》妻の“ほぼ丸出し”スペイン観光に地元住人が恐怖…来日時に“ギリギリ”を攻める可能性
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン