不倫にどっぷりハマっていた「令和ロマン」高比良くるま
史上初の「M-1」連覇という偉業を成し遂げたお笑いコンビ「令和ロマン」。飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せていたコンビがいま、岐路に立たされている。ボケ担当の高比良くるま(30)が一連のオンラインカジノでの賭博への関与を受けて、2月19日に活動自粛を発表したのだ。しかしその前日、NEWSポストセブンはカジノ賭博とは別の件で、くるまに直撃取材を行っていた──。【前後編の前編】
「令和ロマン」は、慶應義塾大学のお笑いサークルで出会った松井ケムリ(31)と2018年に結成されたお笑いコンビ。2020年に開催された「第7回NHK新人お笑い大賞」で優勝を飾り、2022年の「M-1」では敗者復活戦で「オズワルド」に次ぐ2位と、実力と知名度を着実に重ね、ついに2023年の「M-1」では第1回大会の「中川家」以来となる決勝戦トップバッターで優勝を果たす。
また、芸歴5年9か月での優勝は歴代王者の中で最短だった。さらに翌2024年の「M-1」では史上初の連覇という偉業を成し遂げ、現在のお笑い界で最も勢いがあるコンビといっても過言ではない。
また、くるまが書いた2024年11月に『漫才過剰考察』(辰巳出版)は10万部を超える大ヒットを記録している。さらに2024年の「M-1」で審査員を務めた「NONSTYLE」の石田明(45)も対談で、「自分のやって来たことを追随して書いてくれてるから読みやすいし、勉強になりました」(ORICON NEWS)と、くるまの漫才への考察・分析力を評価している。