軽井沢町の一角で黒柳徹子(91才)の「記念館」の工事が超突貫で進められている
高級別荘地として知られる長野県軽井沢町の一角で、大掛かりな建設工事が進んでいる。北関東を寒波が襲った2月中旬、フェンスで囲まれた工事現場に大型トラックが頻繁に出入りし、中では大勢の作業員が慌ただしく作業していた。工事関係者が打ち明ける。
「当初は今年夏頃のオープン予定で建設を進めていたのですが、昨年末に“完成を可能な限り早めてほしい”という要望があったみたいなんです。スケジュールが大幅に前倒しされて、いまはゴールデンウイーク頃の開館を目指して超突貫で工事を進めています」
緊急指令が下ったこの建物は、一昨年の12月から極秘で建設が進む黒柳徹子(91才)の「記念館」だ。屋根部分が複雑に重なり合う個性的な木造建造物で、2階部分は“玉ねぎ頭”がモチーフと思しきガラス張りの造りになるとみられている。
「高価な着物や食器、工芸品などを多数所有する黒柳さんには、自身のコレクションを多くの人に見てもらい、後世に残したいという思いがあります。建設中の記念館は、長年のそうした思いを実現させる場所になる。黒柳さんが着用してきた、貴重な衣装がメインで展示されると聞いています」(芸能関係者)
記念館の建設計画を主導するのは「公益財団法人黒柳徹子記念財団」(柳は旧字体)の代表理事を務める田川啓二氏(66才)だ。
「田川さんはビーズ刺繍を専門とする有名な服飾デザイナーで、“ビーズ界のカリスマ”“ビーズ王子”などと呼ばれています。2002年に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したのを機に黒柳さんと意気投合して、一時は黒柳さんの事務所の代表も務めていた人物です」(前出・芸能関係者)
田川氏は現在も黒柳の仕事先に同行するなど、マネジャー的立場で寄り添い続けているという。