海外SNSなどでは「高齢者をからかっている」との批判も(TikTokより)
「1000人以上の男性と関係を持った」と豪語するイギリス出身の女性インフルエンサー、ボニー・ブルー(25)。世界的に知名度を上げたことで、成人向けに活動する女性インフルエンサー界隈は群雄割拠の様相となっている。
ブルーは、水着姿などの写真をSNSに投稿し、より過激な有料コンテンツを会員制サイトで販売している。昨秋、イギリスで、18歳以上の男子学生を対象に「タダで行為できます」「動画を撮らせて」などと呼びかけ、何百人もの若者が殺到する騒動を巻き起こしたことで、一躍、時の人に。その後も懲りることなく同様の企画を続けている。
収入が激増し、ランボルギーニを手に入れたボニー・ブルー(インスタグラムより)
世界中から批判が殺到したブルーだが、世界規模のお騒がせインフルエンサーとなって、収入は激増したようだ。「月収54万ポンド(日本円にして1億600万円以上)」と公言している。3月1日には、〈初めてのランボルギーニを手に入れた〉と運転席のシートに彼女の名前が刺繍された特注のスポーツカーの写真をInstagramに投稿した。
過激なコンテンツを売りにした女性インフルエンサーの間では、“ボニー・ブルーに続け”とでも言うべきムードが広がっている。海外事情に詳しいジャーナリストが解説する。
「海外の女性2人組がブルーを模倣し、『まずはマクドナルドの従業員から始めるつもり』『マクドナルドが終わったらKFCに移る』とファストフード店の店員を対象に“交流”する意欲を示した際は、〈本当に気持ち悪い〉や〈世界は終わった〉など厳しいコメントが寄せられました。
さらにトルコでは今年、“24時間で100人の男性と関係を持つ”と宣言し、その様子を生中継しようとした女性インフルエンサーが逮捕されました。わいせつ行為や職務妨害などの罪で起訴されたとみられます」