男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
開幕直前に週刊文春で“トリプルボギー不倫”騒動が報じられ、騒然としている女子プロゴルフ界。プロキャディとの不倫が報じられている3人のシード選手のひとりである川崎春花(21)は理由を明かさないまま4週連続欠場を続けてきたが、『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』(4月11日~)も欠場することが大会事務局から発表された。これで「5週連続欠場」となる。
「今週もエントリーをしていたが、大会直前に出場を取り消した。復帰のきっかけをつかめないままトーナメントが消化されていく。とはいえ、1人休めば1人が出場機会を得る世界ですからね。協会はもう、新たな顔となるヒロインの誕生を期待していることでしょう」(ゴルフ担当記者)
そうした考え方になって当然かもしれない。開幕前に発売された今シーズンの『JLPGA公式女子プロゴルフ選手名鑑』(ぴあMOOK)は大会スケジュールやツアーメンバー、過去の記録などが掲載された“オフィシャルメンバーズガイド”で、日本女子プロゴルフ協会監修のムック形式の本。表紙にはツアーの“顔”となる10人の写真が掲載されている。
竹田麗央(22)、山下美夢有(23)、岩井明愛(22)、小祝さくら(26)、岩井千怜(22)と昨季のメルセデスランク上位10人が登場。そこにはランキング9位に入った川崎の姿もあった。実は、川崎の欠場を含めてトップ10の半数以上が日本ツアーに出場していない異常事態となっている。
「竹田、山下、岩井ツインズは今季から米女子ツアーへ参戦。10位の古江彩佳(24)は2022年から米女子ツアーに参戦しているが、昨年はメルセデスランクに加算される米女子ツアーのメジャー(エビアン選手権)に優勝して10位になった。10人のうち5人が米ツアーを主戦場にしていることに加えて、川崎が欠場を続けている。つまり、選手名鑑の表紙を飾った10人のうち実際にツアーにレギュラーで出場しているのはたった4人です」(ツアー関係者)