母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
今年2月、鮮やかなピンクの表紙が印象的な一冊の新刊が話題となった。小室圭さん(33才)の母・佳代さん(58才)の自伝エッセイ本『ブランニューデイ あたらしい日』である。
「ちょうど、7年前に眞子さんが圭さんとの婚約の延期を発表した日が発売日で、“あえてその日にしたのだろう”と関係者の間で話題でした。眞子さんとの結婚に関する暴露本ではないかとも囁かれましたが、亡夫との出会いや圭さんの子育てなど、佳代さんの半生を振り返る内容で、言ってみれば自画自賛本。手描きのイラストやレシピも掲載されていて、佳代さんの強いこだわりだけは随所に感じられました」(皇室記者)
発売したのは東京・台東区にある内外出版社。
「なぜこの出版社なのかとさまざまな情報が飛び交いましたが、報道系の媒体を社内に持たないことが第一条件だったようです。佳代さんは圭さんと眞子さんの婚約によって、自身の金銭トラブルなどが報じられたことに、いまも複雑な思いを抱えているのでしょう」(出版関係者)
さらにこの出版社には、佳代さんにとって最適なパートナーもいたという。
「担当したのは、かつて別の出版社で役員も務めた“イケオジ”の敏腕編集者。ライフスタイル誌や料理本を数多く手がけており、女性目線の作品が得意で、佳代さんの置かれた事情にも寄り添っていました。なおかつ、若手時代には皇室報道にかかわった経験もあって、皇室についての理解も深いのです」(佳代さんの知人)
佳代さんにとって初となる書籍は、この編集者との二人三脚で世に出た格好だが、これを絶賛しているのがほかならぬ小室さん夫婦だという。
「自伝本の発売は、事前に宮内庁や秋篠宮家に告知されることは一切ありませんでした。そのため、紀子さまは卒倒するほどの驚きようでしたが、一方の小室さん夫婦は内容を大絶賛していて、特に圭さんは『お母さんと同じように本を出したい』と、自身の作家デビューにも意欲を燃やしている。すでにこのイケオジ編集者と構想を練り始めているという話も聞こえます。圭さんの座右の銘は『レット・イット・ビー』で、もしかしたら、タイトルに使いたいと考えているかもしれませんね」(前出・佳代さんの知人)
圭さん初の書籍が出版されれば、佳代さんは鼻高々だろう。さらに、その影響力は母以上だ。
「宮内庁の関係者は、佳代さんの本が眞子さんたちの結婚を巡る顛末を公表するものではなかったことに胸をなでおろしていましたが、圭さんの著作となれば、またやきもきすることになる。正直、皇族方は誰も出版を望まれていないでしょう。特に秋篠宮家では、9月に悠仁さまの成年式を控えられており、たとえ内情の暴露がなくても、出版は成年式に水を差すような行為だと受け取られかねません」(前出・皇室記者)
長年皇族として生活した眞子さんは、そのあたりの機微をよく理解しているはずだが、その眞子さんの変化も感じられるという。
「今年に入って、眞子さんがダボダボなコートを着ている姿が報じられました。どんな事情があるのかわかりませんが、皇族ではあり得ない着こなし。そのとき、『ああ、もう完全に内親王だったときの眞子さんはいなくなってしまった……』と思いましたね」(宮内庁関係者)
類例を見ない結婚から4年半が過ぎても、秋篠宮家の悩みは尽きない。
※女性セブン2025年5月8・15日号