話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/20ページ
【書評】「神仏探偵」が奇妙な仏像が造られた理由を探る
【書評】『ミステリーな仏像』/本田不二雄・著/駒草出版/本体1500円+税【著者プロフィール】本田不二雄(ほんだ・ふじお)/1963年熊本県生まれ。編集者・ノンフィクションライターとしておもに日本の神仏世界…
2017.04.22 16:00
SAPIO
『住友銀行秘史』著者は書籍『野村證券』をどう読んだ?
【書評】『野村證券 第2事業法人部』/横尾宣政著/講談社/本体1800円+税【著者プロフィール】 横尾宣政(よこお・のぶまさ)/1954年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業後、野村證券入社。1998年に退社、独立…
2017.04.21 16:00
SAPIO
【書評】通説の虚をついた大胆な推論による徳川家歴史実録
【書評】『徳川制度 補遺』/加藤貴・校注/岩波文庫/1740円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 明治前半期の代表的な新聞だった「朝野新聞」連載の歴史読み物より、先に『徳川制度』三冊が編ま…
2017.04.21 07:00
週刊ポスト
【書評】秀頼に徳川主導を認めさせながらの豊臣との共存共栄
【書評】『徳川家康 われ一人 腹を切て、万民を助くべし』/笠谷和比古・著/ミネルヴァ書房/3500円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) 著者には歴史家に必要な構想力と考証力と叙述力が過不足なく備わ…
2017.04.19 16:00
週刊ポスト
【書評】歴史を知る醍醐味を味わう新事実の発掘と徹底的探索
【書評】『多田駿伝 「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念』/岩井秀一郎・著/小学館/1700円+税【評者】平山周吉(雑文家) 瞠目すべき書物の出現である。近年の昭和史物の収穫といえる傑作である。「多…
2017.04.16 16:00
週刊ポスト
【書評】文学を紙とインクのにおいとともに美しく包む人々
【書評】『「本をつくる」という仕事』/稲泉連・著/筑摩書房/1600円+税【評者】関川夏央(作家)「本をつくる」仕事に従う人々を著者は仕事場に訪ね、インタビューした。「書体」製作者、製紙技術者、活版印刷…
2017.04.14 07:00
週刊ポスト
【著者に訊け】牧久氏 国鉄分割・民営化を描いた作品語る
【著者に訊け】牧久さん/『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』/講談社/2500円+税 たった30年前の話なのに、「国鉄」という響き自体、妙に歴史じみて感じられるのは、なぜなのだろう? 1987(昭和62)…
2017.04.13 16:00
週刊ポスト
【書評】カルト村で育った19年を描いた実体験コミック
【書評】『さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで』/高田かや・著/文藝春秋/本体1000円+税【著者プロフィール】高田かや(たかだ・かや)/実在する農業コミューンで生まれ、19歳まで共同生活を送る。201…
2017.04.12 16:00
SAPIO
【書評】人間の情念渦巻く「国鉄解体」ドキュメント
【書評】『昭和解体 国鉄分割・ 民営化30年目の真実』/ 牧久・著/講談社/本体2500円+税【著者プロフィール】牧久(まき・ひさし)/1941年大分県生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学第一政治経済学部卒業後、日…
2017.04.11 11:00
SAPIO
【書評】現実の旅より面白いイタリア在住三十年余の著者の旅
【書評】『ボローニャの吐息』/内田洋子・著/小学館/1600円+税【評者】川本三郎(評論家) 海外旅行が次第に億劫になってきたシニアにとって、本のなかの旅は現実の旅以上に面白い。イタリア在住三十年余にな…
2017.04.09 16:00
週刊ポスト
【書評】人の弱さを見続ける名もない顔もない裁判官の日常
【書評】『裁判の非情と人情』/原田國男・著/岩波新書/760円+税【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家)「いくら勉強ができて理論に詳しくとも、人間観察の力がないと、理屈だけの薄っぺらい裁判官になってし…
2017.04.07 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】タイム涼介氏『セブンティウイザン』
【著者に訊け】タイム涼介氏/『セブンティウイザン』1巻/新潮社/580円+税 セブンティーンならまだしも、セブンティである。その日、無事定年を迎えた〈江月朝一〉65歳は、パート先で体調を崩して検査を受けた…
2017.04.06 07:00
週刊ポスト
【著者に訊け】柳川悠二氏 小学館NF大賞作『永遠のPL学園』
【著者に訊け】柳川悠二氏/『永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット』/小学館/1500円+税 昨夏、高校野球の名門がその活動に幕を下ろした。桑田真澄や清原和博など数々の名選手を輩出してきた大阪のPL学園。輝か…
2017.04.01 07:00
週刊ポスト
【書評】文化や国家を越えた柄谷行人の20年におよぶ講演集
【書評】『柄谷行人講演集成 1995-2015 思想的地震』/柄谷行人・著/ちくま学芸文庫/1000円+税【評者】大塚英志(まんが原作者) ぼくが「まんがの描き方」を教える旅を始めたのはアジアとの「領土問題」がき…
2017.03.31 16:00
週刊ポスト
【書評】「全共闘世代」の言い方は時代の代表を表していない
【書評】『青年の主張─まなざしのメディア史』/佐藤卓己著/河出書房新社/本体1800円+税【著者プロフィール】佐藤卓己(さとう・たくみ)/1960年広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。…
2017.03.30 16:00
SAPIO
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