話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/55ページ
【書評】朝日新聞現役記者がつかんだ中国権力層の実態を描く
【書評】『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る 人類最大の権力闘争』峯村健司著/小学館/1512円【評者】青木理(ジャーナリスト) 私が知る限り、新聞記者には次のようなタイプがいる。1.地べたをはいずり回る現場…
2015.03.14 16:00
女性セブン
【著者に訊け】飯嶋和一氏 6年ぶりの新作『狗賓童子の島』
【著者に訊け】飯嶋和一氏/『狗賓童子の島』(ぐひんどうじのしま)/小学館/2300円+税 なぜ教師を辞め、愚直なまでに小説と向き合う生活を選んだのか。約6年ぶりの新作『狗賓童子の島』を上梓した飯嶋和一氏(…
2015.03.13 16:00
週刊ポスト
【書評】グローバル化したからこそ「個人」が問われるが……
【書評】『インターネットが普及したら、 ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』小林弘人、柳瀬博一著/晶文社/1500円+税【評者】香山リカ(精神科医) ウェブのマイメディア化。ノン・パッケージになってリキッ…
2015.03.12 16:00
週刊ポスト
R・キャンベル氏 日本人が外国人に褒められたがる理由分析
【書籍解説】『日本人のここが カッコイイ!』加藤恭子編/文春新書/本体780円+税 最近、外国人の視点から日本と日本人を礼讃する本が目立つ。『日本人のここがカッコイイ!』、『ドイツ大使も納得した、日本が…
2015.03.11 16:00
SAPIO
テロ組織、地下アイドル… 「束縛」描いた桐野夏生の連作集
【書籍紹介】『奴隷小説』桐野夏生/文藝春秋/1296円 現代の日本に奴隷制はなく、自由に考え行動することができる。だが、それは本当か? テロ組織に拉致された女子高生たちが、あることを強制される「泥」。地…
2015.03.11 11:00
女性セブン
元防衛官僚が安倍政権の安全保障政策の問題点について語る本
【書籍紹介】『亡国の集団的自衛権』柳澤協二/集英社新書/700円+税 小泉政権以降4代の総理大臣の下で自衛隊海外派遣の法整備等にかかわってきた元防衛官僚が、現在の安倍政権下の安全保障政策の問題点について…
2015.03.09 16:00
週刊ポスト
【書評】日本のカジノ解禁を前に新たな観光の可能性探る一冊
【書評】『カジノミクス』(小学館新書)/778円【評者】徳江順一郎(東洋大学 国際地域学部准教授) ここ数年、わが国では、カジノが解禁されるのではないかという話がずっとささやかれている。実際、国会議員の…
2015.03.09 07:00
女性セブン
多くの人を魅了してやまない「素数」を分かりやすく語った本
【書籍紹介】『素数はなぜ人を惹きつけるのか』竹内薫/朝日新書/720円+税 素数とは1とその数以外では割れない数。単なる数の上での偶然かと思いきや、実はこれが奥深く多くの人を魅了してやまない。素数年に生…
2015.03.08 16:00
週刊ポスト
小野正嗣 大分の小さな集落を舞台にした芥川賞受賞作を語る
【著者に訊け】小野正嗣氏/『九年前の祈り』/講談社/1728円『九年前の祈り』 今年35才になる安藤さなえは、カナダ人の夫と別れ、息子・希敏と2人、東京から生まれ故郷の大分の小さな集落に戻ってくる。環境の変…
2015.03.06 16:00
女性セブン
【書評】女性芥川賞作家が自分を素材に現代史を縫いとる小説
【書評】『八幡炎炎記』村田喜代子著/平凡社/1600円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト】 北九州・八幡は鉄の町である。日本製鐵八幡製鐵所は終戦のあとしばらく、軍国主義を支えた元凶として高炉…
2015.03.06 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】船戸与一 圧倒的スケールで描く『残夢の骸』
【著者に訊け】船戸与一氏/『残夢の骸 満州国演義9』/新潮社/2200円+税 原稿枚数、7500枚超。全9巻に及んだ船戸与一著『満州国演義』が、『残夢の骸』をもって遂に完結した。その全てを「鉛筆で手書き」した船…
2015.03.05 16:00
週刊ポスト
道尾秀介が「初めて読者のために書いた」長編 結果は大当たり
【著者に訊け】道尾秀介氏/『透明カメレオン』/角川書店/1836円 声は魅力的なのに、ルックスは冴えないラジオ・パーソナリティーの恭太郎。バーで不思議な女の子と出会い、彼女の「殺害計画」に巻き込まれてい…
2015.03.04 07:00
女性セブン
稀代の前衛芸術画家が自らの美意識の原点と変遷を綴る初自伝
【書籍紹介】『美貌帖』金子國義/河出書房新社/2600円+税 1967年に「花咲く乙女たち」で画壇デビュー。その後秘密めいた少女らの幻想的な作品を描き続ける一方、近年はデザインや舞台美術を手がける著者は、芸…
2015.03.03 16:00
週刊ポスト
【書評】「にっぽんの図鑑」に書評家「英訳して輸出すべき」
【書評】『にっぽんの図鑑』(小学館)/3024円【評者】温水ゆかり(書評家) 平成になったばかりの頃、明治の生まれで、辛口で知られた淡谷のり子さんからこう聞いた。〈いまの親は戦中派の親から何も教わってい…
2015.03.03 11:00
女性セブン
北陸新幹線の開通で話題 村松友視が金沢の魅力を紹介する書
【書籍紹介】『金沢の不思議』/村松友視/中央公論新社/1890円 30年以上も金沢に通っている著者が、金沢の奥深さを20を超えるエピソードで描いたエッセイ集。金沢の基礎を作った武将・前田利家の波乱の生涯は…
2015.03.02 07:00
女性セブン
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