話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/63ページ
【著者に訊け】山野良一『子どもに貧困を押しつける国 日本』
【著者に訊け】山野良一氏/『子どもに貧困を押しつける国・日本』/光文社新書/820円+税 前作『子どもの最貧国・日本』(2008年)を上梓した際、千葉明徳短期大学教授・山野良一氏はよくこんな指摘を耳にしたと…
2014.11.15 07:00
週刊ポスト
【書評】前回の東京五輪で最も輝いた女性体操選手の波乱人生
【書評】『桜色の魂 チャスラフスカはなぜ日本人を50年も愛したのか』長田渚左著/集英社/1800円+税 【評者】川本三郎(評論家) 一九六四年の東京オリンピックでもっとも輝いた女性選手といえばチェコの体操の…
2014.11.13 16:00
週刊ポスト
宮崎アニメに隠された平和への祈りを気鋭の学者が読み解く書
【書籍紹介】『ジブリアニメから学ぶ宮崎駿の平和論』秋元大輔/小学館新書/778円 平和学を研究する著者は、『天空の城ラピュタ』に出てくる有名な呪文バルスが、トルコ語で平和を意味していると指摘。ラピュタの…
2014.11.12 16:00
女性セブン
桐野夏生さん 過酷な現実生きる少女達を通して現代の孤独描く
新著『夜また夜の深い夜』(幻冬舎)を上梓した桐野夏生さん(63才)。日本社会のダークサイドをえぐってきた桐野作品には珍しく、今回は海外、イタリアが舞台だ。「『東京島』という小説がイタリア語に翻訳され…
2014.11.11 16:00
女性セブン
独自の経営理念と創業者精神を持つ松下幸之助の軌跡を辿る本
【書籍紹介】『松下幸之助の憂鬱』立石泰則/文春新書/780円+税 松下電器(現・パナソニック)の創業者・松下幸之助がこの世を去り25年。和歌山に生まれ大阪へ丁稚奉公に。その後起業し、独自の経営理念と創業者…
2014.11.09 07:00
週刊ポスト
すでに90歳を超えた瀬戸内寂聴と死が怖い堀江貴文の対談集
【書籍紹介】『死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論』/瀬戸内寂聴 堀江貴文/角川学芸出版/1300円+税 すでに90歳を超えた寂聴さんと、死が怖いというホリエモンによる年齢差50歳の対談集。…
2014.11.07 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】元特捜検事にして元受刑者 田中森一『遺言』
【著者に訊け】田中森一氏/『遺言』/双葉社 1600円+税 およそバブルの実相を語るのにこれほど率直な渦中の人物もいまい。大阪及び東京地検特捜部時代は撚糸工連事件や平和相銀事件を手がけ、1988年弁護士に転…
2014.11.07 07:00
週刊ポスト
【書評】犬の名前「ポチ」 幕末以後に登場したピジン英語説
【書評】『犬たちの明治維新 ポチの誕生』仁科邦男著/草思社/1600円+税【評者】井上章一(国際日本文化研究センター教授) 犬にジョンという名をつける人は、すくなくない。レオやベスも、よく聞く犬の名前にな…
2014.11.05 16:00
週刊ポスト
見栄、出自などやしきたかじんさんの知られざる懊悩に迫る書
【書評】『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』/角岡伸彦/小学館/1512円【評者】中村計(ノンフィクションライター) 死後、さまざまな媒体で、歌手・やしきたかじんの豪放な性格を示す酒や金にまつわるエピソー…
2014.11.03 16:00
女性セブン
生粋の京都人が見て・食べて楽しい7つの散歩道を紹介した本
【書籍紹介】『ゆるり 京都おひとり歩き 隠れた名店と歴史をめぐる〈七つの道〉』柏井壽/光文社新書/860円+税 鄙(ひな)びた地に建つ、さほど名の知れぬ社ひとつにも多くの見どころや逸話、伝承が残されてい…
2014.11.02 16:00
週刊ポスト
国民的な駄菓子「うまい棒」のすべてを明らかにする一冊
【書籍紹介】『うまい棒は、なぜうまいのか?』チームうまい棒/日本実業出版社/1404円 1979年に誕生してから今年で35年、今や1日に200万本が製造されている国民的な駄菓子うまい棒。第2次オイルショックで物価が…
2014.11.02 16:00
女性セブン
【書評】魯迅も読み田河水泡がのらくろで引用した画家の仕事
【書評】『柳瀬正夢全集 第2巻』柳瀬正夢全集刊行委員会編/三人社/1万8000円+税 装丁/竹中尚史【評者】大塚英志(まんが原作者) かつて上海にあった内山書店の研究をしている中国の友人によれば、購入記録か…
2014.11.01 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】家族のあり方問う小川糸『にじいろガーデン』
【著者に訊け】小川糸さん/『にじいろガーデン』/集英社/1512円 家族とは何か。ベストセラーとなった『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』でも繰り返し描かれてきたテーマだが、「私にとってはこの作品が1つ…
2014.10.31 16:00
女性セブン
【書評】旧石器捏造事件に至る日本考古学界の人間臭い裏面史
【書評】『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』上原善広/新潮社/1500円+税上原善広(うえはら・よしひろ):1973年大阪府生まれ。ノンフィクション作家。『日本の路地を旅する』(文藝春秋刊)で大…
2014.10.31 07:00
SAPIO
やしきたかじんの出自にも触れつつ彼の心の奥底に迫った評伝
【書籍紹介】『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』角岡伸彦/小学館/1400円+税 今年1月に64歳で亡くなったやしきたかじん。“関西の視聴率男”の異名を持ち、数々のテレビ番組の司会で伝説を残しながら、東京嫌い…
2014.10.30 16:00
週刊ポスト
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