話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/66ページ

「30代女子」「40代女子」成熟した女性が「女子」形容のなぜ
【書評】『「女子」の誕生』/米澤泉/勁草書房/本体2600円+税【評者】鈴木洋史(ノンフィクションライター)「30代女子」「40代女子」「大人女子」……。成熟した年齢の女性を「女子」という言葉で形容するように…
2014.09.29 16:00
SAPIO

かつて中学3年生だった頃の自分が蘇る 芥川賞作家の会心作
かつて中学3年生だった頃の自分がよみがえる、大阪を舞台に今日を懸命に生きる少年少女の心情を愛情を込めて描き出す『エヴリシング・フロウズ』(文藝春秋)。 芥川賞作家である著者の津村記久子さん(36才)は…
2014.09.29 16:00
女性セブン

地方の人口減少や都市の高齢者激増等の今後の対策を考える本
【書籍紹介】『地方消滅』増田寛也編著/中公新書/820円+税 日本の人口が減少傾向にある主な要因は、子供を生める若年女性が地方から子育て環境の悪い都市圏へ移動したこと。結果、地方では高齢者すら減少し、都…
2014.09.28 07:00
週刊ポスト

NHKに対する政治支配問題や籾井会長の失言等に警鐘鳴らす本
【書籍紹介】『NHKと政治支配 ジャーナリズムは誰のものか』飯室勝彦/現代書館/1700円+税 NHKの籾井会長の失言にはじまり、NHKに対する政治支配問題などを東京新聞の元解説委員が問う。〈営利を目的とせず、国…
2014.09.26 16:00
週刊ポスト

650ページのタイソン自伝は全編桁外れなエピソードの連続
【書評】『真相 マイク・タイソン自伝』マイク・タイソン著 ジョー小泉監訳 棚橋志行訳【評者】鈴木洋史(ノンフィクションライター) マイク・タイソンが少年時代から現在までを赤裸々に語り下ろした自伝は日…
2014.09.26 07:00
SAPIO

サンリオのキャラ「ぐでたま」の脱力ツイートをまとめた1冊
【書籍紹介】『ぐでたま哲学』サンリオ/大和書房/1080円 数あるサンリオ・キャラクターの中でも、やる気のなさで目下、人気急上昇中の「ぐでたま」。そんな「ぐでたま」が公式ツイッターでつぶやき、あまりの脱…
2014.09.25 16:00
女性セブン

【書評】大作家の食への思いを知ることで深まる作品の味わい
【書評】『文人御馳走帖』嵐山光三郎著/新潮文庫/630円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 著者は丸顔、愛嬌のあるヒゲ、小ぶとり、下駄ばき。その体躯からして、よく食べる人だろう。一九四二年…
2014.09.25 16:00
週刊ポスト

編集者人生半世紀の松田哲夫氏 盟友・南伸坊氏と若き日回顧
『週刊ポスト』の連載として好評を博した編集者・松田哲夫氏の「ニッポン元気印時代」が、この度、新たに再編集され単行本『縁もたけなわ』として上梓された。この本では約半世紀にも及ぶ松田氏の編集者人生で出会…
2014.09.24 16:00
週刊ポスト

アニメに情熱注ぐ3人の女性を描く小説『ハケンアニメ!』
【書籍紹介】『ハケンアニメ!』辻村深月/マガジンハウス/1728円 プロデューサーの有科香屋子(ありしなかやこ)。ライバル会社の監督・斎藤瞳。両方の会社の仕事を手掛ける並澤和奈。アニメ業界で働く女性3人を…
2014.09.24 16:00
女性セブン

【著者に訊け】下村敦史 江戸川乱歩賞受賞作『闇に香る嘘』
【著者に訊け】下村敦史/『闇に香る嘘』/講談社/1550円+税 9度目の正直、にしては肩の力の抜けた新人である。このほど、第60回江戸川乱歩賞受賞作『闇に香る嘘』を晴れて上梓した下村敦史氏(33)は、2006年か…
2014.09.24 16:00
週刊ポスト

サバイバル登山家・服部氏「生き物は生き物を食うしかない」
【書評】『猟師の肉は腐らない』 小泉武夫著/新潮社/本体1400円+税 食文化の専門家として著名な著者は、ある年の夏と冬の数日間を旧知の「義(よ)っしゃん」が住む小屋で過ごした。小屋は、電気もガスも水…
2014.09.22 16:00
SAPIO

【話題の著者に訊く】花村萬月氏が松永久秀を描く『弾正星』
『弾正星』(花村萬月著・小学館・1836円) 戦国武将、松永久秀(弾正)が死ぬ時、観測史上最大級の彗星が現れた。史実に残るその取り合わせに花村さんは心ひかれたという。「週刊誌の歴史コラムで松永久秀の生き…
2014.09.20 16:00
女性セブン

【書評】余命2ヶ月宣告された男性の実話に基づく半生綴った書
【書評】『小森谷くんが決めたこと』中村航/小学館/1512円【評者】内山はるか(SHIBUYA TSUTAYA) 本作はある30代前半男性の実話をもとに彼の半生を綴った、ちょっと変わった物語です。作者の前に現れた小森谷く…
2014.09.18 16:00
女性セブン

【著者に訊け】花村萬月氏 斬新な時代小説『弾正星』を語る
【著者に訊け】花村萬月氏/『弾正星』/小学館/1700円+税 その年、見たこともない〈帚星(ほうきぼし)〉が流れたことは、因果はどうあれ史実が記す。松永弾正こと久秀が、信長所望の茶釜「古天明平蜘蛛(こて…
2014.09.18 07:00
週刊ポスト

【書評】厖大な日記に基づいて描く下り坂の喜劇王・古川緑波
【書評】『哀しすぎるぞ、ロッパ 古川緑波日記と消えた昭和』山本一生/講談社/2400円+税【評者】川本三郎(評論家) 題名に驚かされる。エノケン(榎本健一)と並ぶ人気喜劇俳優ロッパが「哀しすぎる」とは。読…
2014.09.18 07:00
週刊ポスト
トピックス

《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン

《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン

《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン

巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト

《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン

沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン

同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン

《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト

《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン

《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン

《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン

【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン