話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/72ページ
「孤独死」の定義や背景、取り組み、今後の対策などに迫った本
【書籍紹介】『孤独死のリアル』結城康博/講談社現代新書/760円+税 年間3万人といわれる孤独死。現場のケアマネージャーから研究者となった著者がこの問題に多方面から迫る。現場の実態から孤独死の定義、孤独…
2014.06.27 16:00
週刊ポスト
桜木紫乃新作は流れるままに生きた女性の人生描く9つの物語
【書籍紹介】『星々たち』桜木紫乃/実業之日本社/1400円+税 母親と二人暮らしの晴彦は、母がクレームをつけて呼び出したスーパーの配達係・千春と出会い図らずも心惹かれる。地味で無表情なくせに豊満な身体を…
2014.06.26 16:00
週刊ポスト
【書評】人々は写真を通じて何を求めていたのかという研究本
【書評】『幕末明治の歴史風俗写真館』石黒敬章/角川学芸出版/1600円+税【評者】嵐山光三郎(作家) 幕末明治の写真を収集、研究している石黒敬章が、またまた貴重な写真を発掘しました。今回の傑作は日本で初…
2014.06.24 16:00
週刊ポスト
【書評】アメリカの惨状を描いた著者の予言に森永卓郎氏戦慄
【書評】『夢の国から悪夢の国へ』/増田悦佐著/東洋経済新報社/2300円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 著者がこの本を通じて伝えたかったことは、あれだけ輝いていたアメリカが、いまやとんでもなくひ…
2014.06.22 07:00
週刊ポスト
【著者に訊け】悠木シュン 小説推理新人賞作品『スマドロ』
【著者に訊け】悠木シュン(ゆうき・しゅん)/『スマドロ』/双葉社/1200円+税 映画『カリオストロの城』さながらに、〈あなたの心〉までまんまと盗んでしまうと巷で評判の通称〈スマート泥棒〉、略してスマド…
2014.06.20 16:00
週刊ポスト
故大島渚の息子兄弟が父の言葉をもとに思い出記したエッセイ
【書籍紹介】『君たちはなぜ、怒らないのか 父・大島渚と50の言葉』大島武 大島新/日本経済新聞出版社/1500円+税 世界的な映画監督である大島渚の息子として生まれた兄弟が、父と身近に接しながら耳にし、目…
2014.06.18 07:00
週刊ポスト
古今東西の世界史の悪役や隠れた名脇役51人に光をあてた本
【書籍紹介】『世界史の叡智 悪役・名脇役篇』本村凌二/中公新書/820円+税 今もイラン人が尊敬してやまないペルシャ帝国の始祖キュロスや貞観の治で名高い唐の李世民など、歴史に名を残す名君はもとより、独裁…
2014.06.16 07:00
週刊ポスト
1万件以上の面接に同席した人物が面接NGワードを伝授する本
【書籍紹介】『そのひと言で面接官に嫌われます』丸山貴宏/青春新書/926円+税「コミュニケーション力には自信があります」「人に感謝される仕事がしたい」などは面接でいってはいけないNGワード。そんな思わず口…
2014.06.14 16:00
週刊ポスト
「戦争ができる国作り」が進む日本の現在の状況を分析した本
【書籍紹介】『日本は戦争をするのか 集団的自衛権と自衛隊』半田滋/岩波新書/740円+税 靖国参拝、日本版NSC、特定秘密保護法……。第二次安倍政権下の日本が向かう先は? 「法治国家」か「人治国家」か、北朝…
2014.06.12 16:00
週刊ポスト
世界サッカー史上最大の敗北を詳細に記したノンフィクション
【書評】『マラカナンの悲劇 世界サッカー史上最大の敗北』沢田啓明著/新潮社/本体1500円+税【評者】鈴木洋史(ノンフィクションライター)〈世界のどの国にも、未来永劫、癒されることのない悲しい国民的記憶…
2014.06.12 07:00
SAPIO
【著者に訊け】田崎健太 豪速球投手『球童 伊良部秀輝伝』
【著者に訊け】田崎健太氏/『球童 伊良部秀輝伝』/講談社/1600円+税 その突然すぎる幕切れを、私たちは予め知っている。それでも彼、伊良部秀輝の、不器用なだけに純粋な野球への思いや、壊れやすく繊細な魂の…
2014.06.11 07:00
週刊ポスト
【書評】「鉄道とは何か?」を考えるときに信頼できる学問書
【書評】『鉄道政策 鉄道への公的関与について』/盛山正仁著/創英社/三省堂書店/2800円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) 明治以来、日本の鉄道は国の近代化と産業化に大きく貢献してきた。いまでも、…
2014.06.10 07:00
週刊ポスト
韓国の海岸に乱立する珍像等世界の奇怪な光景を収めた写真集
【書評】『奇界遺産2』佐藤健寿編著/エクスナレッジ/3800円+税【評者】鈴木洋史(ノンフィクションライター) ページをめくるごとに眠気が吹き飛んでいく。単に奇抜な光景そのものに驚かされるからではない。そ…
2014.06.09 16:00
SAPIO
ネットの名誉毀損や個人情報漏洩 実例を挙げた弁護士解説本
【書籍紹介】『その「つぶやき」は犯罪です 知らないとマズいネットの法律知識』鳥飼重和 監修/新潮新書/700円+税 いまやブログやツイッター等を通し誰もが気軽に意見がいえる時代。が、何気ない書き込みが名…
2014.06.08 16:00
週刊ポスト
柳美里氏の最新作 東北出身のホームレスを主人公にした力作
【書評】柳美里著『JR上野駅公園口』【評者】川本三郎 * * * 上野公園は国立西洋美術館や東京文化会館など文化施設の多いところだが、他方でホームレスが多いことでも知られる。そのホームレスには東北出身…
2014.06.07 16:00
SAPIO
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