「タイムリミットやで」
「最後、3月に入ってお怒りになっている知人から、『いつまで待たせるんだ。どうなってるんだ』と電話があって、『もう明日には動画を(マスコミに)持って行く』とおっしゃるんで、『あと1日猶予をください』と言って待ってもらって、私自身が直接、川畑君に話をしたんですよ。『もうタイムリミットやで』『これが世の中に出た時の影響をわかってる? それでも辞めないんやね』と。
辞めないなら僕はこの件から手を引くから、あとは自分で勝手に責任取れよと伝えた。川畑君は『青年局の局長としての職責を果たします』と言うんで、じゃあ、先方にもそうお伝えしますよと返した。それで記事が出たわけです」(藤山氏)
その結果、川畑氏は「迷惑をかけた」と自民党を離党した。
藤山氏は「私はもう早くに青年局を卒業してますんで、懇親会には出ていませんが、ほんまに彼はどんだけの人に迷惑をかけたんやっていう話ですわ」と証言を終えた。
この藤山証言についてぶつけたが、世耕事務所から締め切りまでに回答はなかった。一方、渦中の川畑県議からは、問題の経過について詳細な証言が得られた。追って後編でレポートする。