“エッチはしないけどキスはする”。彼氏ではないけどキスまではOK、という男友達“キスフレ”を持つ女性が増加中。『女性セブン』が40代以上の既婚女性200人にとったアンケートでも、「セフレとキスフレ、どちらか選ぶなら?」との質問に対し、73%の女性が“キスフレ”を選択。アラフォー女性にもキスフレが人気のようだ。
「過去にキスフレが何人かいた」というのは、著書『フィンガーセックス』(KKベストセラーズ)内でキステクも伝授している元AV女優、現タレントの範田紗々(28才)。
「男性とふたりで飲みに行ったときにエレベーターの中でしたり、カラオケ行ったときに曲の合間でしたり、自然な流れでします。でも、それ以上はないんですよね、不思議と。何度行ってもキスだけ。彼氏に悪いとか、いけないことしてるとかもなかった。ただキスだけで、“気持ち”はないんですよね」
プライベートでもキスは大好きという範田。キスの良さって?
「女の子ってエッチに乗り気じゃない日も、キスがうまいと、そういう気持ちにもっていかれるんですよね。男性ってすぐ服脱がせてとか、先へ先へ進みたがりますが、キスをするときにお互いの目を見ながらとか、髪の毛撫でてもらいながらとか、キスに時間かけてもらえるだけで大事にされている感じがしますよね。紗々は不意打ちが好きですね。“いってらっしゃい”のキスとかは楽しいけど、義務っぽい。されるはずのない相手とか、ここでするの!?とか、予想外のキスにドキッとしますね」(範田)
女性をとろけさせるキスのテクについては、男性にこうアドバイス。
「キスの目的には、お互いの愛情を確かめる精神的なキスと、女の子をエッチモードにする肉体的なキスがあります。“やる気”を起こさせるディープキスをしても、ヘタだと逆に冷めてしまいます。ポイントは、“ねっとりしたうねり”があるかどうか。舌が短いなら、無理やり舌を動かしまくろうとしないほうがいいかもしれないですね。長い人は、この点がうまいです。
舌が“ねっとり”かつ“うねる”上手なキスは、それだけで女の子をとろけさせちゃう。舌の裏側はある種の性感帯。裏側の付け根の筋を舌先で撫でるんです。舌が絡まりあうのは、お互いの舌で愛を確かめ合うってことだと思います。スピードが早いとせわしない感じなので、ゆっくりと。他にも、“相手の歯や歯茎の裏側を舐める”“舌をピストン運動させるように前後に出し入れする”“舌先をふるわせる”とかいろいろワザはあるけど、最初はチュッて軽くチューして、徐々に試していったほうがいいと思います」(範田)
キスには健康や美容にプラスとなるさまざまな効果も多数報告されている。例えば、長めのキスをするだけでストレスレベルが劇的に低下する。キスを交わすことで幸福ホルモン「エンドルフィン」が分泌され、抗うつ作用がある。毎朝、妻に“いってきます”のキスをする男性は、しない男性より平均5年長生きする…などなど、なんともいいことづくめ!? パートナーがいる人も、いない人も、まずはキステクを身につけて、いざ!