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ウーマンラッシュアワーのネタで話題 バイトリーダーの実情

 2013年、「THE MANZAI 2013」で優勝し、一気にブレイクしたお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」。“クズキャラ”の村本大輔が相方の中川パラダイスを早口で罵倒しまくるネタで、見事、漫才王者の座を射止めた。そんな彼らのネタの中でも、十八番ネタといわれるのが、どこのバイト先にもいるリーダー的存在を風刺したネタ「バイトリーダー」だ。

 ネタ中、バイトリーダーの自意識過剰さと職場への熱い思いが空回る様子が描かれているが、実際に自分のバイト先にいるバイトリーダーに振り回されたという経験がある人も多い。現在、IT企業に勤務する女性Aさん(26歳)は、以前バイトしていた大型書店で、こんなバイトリーダーに出くわしたという。

「そのバイトリーダーは31歳の男性だったのですが、正社員よりも偉そうに現場を仕切っていたんです。接客業にもかかわらず、かなり香水を振りまいていて、臭いがきつくてレジで隣に立てないほどでした。

 シフト管理という名目で強制的にアドレスを教えさせられ、毎日のように、『今日もレジに立つ○○ちゃんのボーイッシュヘアを遠くから見てたよ』など、気持ち悪いメールが届きました。

 あるとき、そのレジで後ろを通る際に『がんばってる~?』とお尻をポンポン触られて、その後なんども触られました。耐え切れずに社員さんに伝えたのに、社員さんも弱々しい人が多くて、結局なにも対処してくれませんでした」

 さらにAさんを驚かせたのは、社員の次の一言だったという。

「驚いたのが『彼はもうここで働いて長いし、彼に辞められるわけにはいかない。今までも彼から手を出されて何人か女の子が辞めているから、君も自分から辞めたほうがいい』といわれたことです。バイトリーダーって何がそんなに偉いのかと、涙が出ました」(同前)

 別の女性Bさん(22歳)は、いまアルバイトしている居酒屋で“意識の高い”バイトリーダー的女性に悩まされているという。

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