東京の新しいランドマーク「虎ノ門ヒルズ」が6月11日にグランドオープンする。地上52階、地下5階で、その高さは247メートル。都内では東京ミッドタウンの248メートルに次ぐ2番目に高いビルとなる。
そんな虎ノ門ヒルズだが、なんといっても大きな特徴は、かつて「マッカーサー道路」と呼ばれた環状2号線の新橋・虎ノ門区間が直下に貫通しているところだ。もともとは1946年に戦後の復興都市計画として環状2号線の新橋・虎ノ門区間開通の計画があったが、なかなか条件が整わず頓挫していた。それが、1989年の法改正によって道路の上に建造物を建てることが可能となり、道路計画と再開発事業が一体化したことで、実現したのだ。
虎ノ門ヒルズの最上階に入るのは、ハイアットホテルがプロデュースするパーソナルスタイルのホテル「アンダーズ 東京」。その下にはレジデンスフロアとオフィスフロアが入り、国際会議に対応する大規模なカンファレンス施設も配置される。そして、カフェやレストランのほか、敷地内には広大な芝生広場などの自然も多く、憩いや癒しの空間にもなっている。
また、虎ノ門と新橋をつなぐ地上の道路も「新虎通り」として現在再開発が進んでいる途中。虎ノ門ヒルズの完成とともに、周辺一帯も急速に発展しそうだ。
そんな虎ノ門ヒルズを一足早く体験する方法がある。実は、虎ノ門ヒルズガーデンハウス3階の「虎ノ門ヒルズ トルナーレ歯科・矯正歯科 龍醫院」がグランドオープン前の6月2日に開院しているのだ。同院の龍信之助理事長はこう話す。
「2日から診療を開始しております。誰よりも早く虎ノ門ヒルズに入りたいという、新しもの好きな方は、是非とも当院においでください(笑い)」
全面ガラス張り、待合室にカウンター席が用意されているなど、院内の雰囲気はかなりオシャレ。カラフルなカーテンで仕切られた診察室で、最新の歯科医療を受けることができる。
「この一帯は、虎ノ門ヒルズを起点にこれから世界一の街づくりが始まります。当院では、そんな世界一の街に相応しい世界基準の歯科医療を提供します。そして、こだわっているのが、歯科治療を身近なものと感じて欲しいということ。歯医者さんというとあんまり行きたくないと感じる人が多いですが、そう感じさせないような居心地の良さを意識しています。治療というより、歯のメンテナンスという意識で来ていただけると嬉しいですね」(龍理事長)
また、診療時間は、火水金曜日が夜10時まで、ほかの曜日も夜7時までと、遅い時間までやっている。オフィス街である虎ノ門ということで、働く人々にとってはとてもありがたい。
「仕事が忙しくて治療できないという人が多いんですよ。もし治療できても、遅い時間まで開いてないから、治療が中途半端なところで終わってしまうことも少なくない。当院は“治療が終わるクリニック”でありたいと思います」(龍理事長)
新しもの好きなアナタ! 「トルナーレ歯科」で誰よりも早く虎ノ門ヒルズを体験し、VIP気分を味わってみては?
撮影■津野貴生