今、世の女性の間で話題となっているフォーチュン アドバイザーのイヴルルド遙華さん。東京・代官山で不定期に行われている鑑定は予約困難となっている。
姓名判断や算命学、西洋占星術、血液型、タロット、風水、顔相などの占術を使い鑑定する他、人生の流れを24の節目で区切るオリジナルのフォーチュンサイクル占いも人気。芸能界に熱烈なファンが多いことでも知られ、梨花(42才)、紗栄子(28才)や蛯原友里(35才)、小雪(38才)らがイヴルルドさんの元へ通っているという。
どありとあらゆるものの画数を片っ端から調べて、独自に姓名判断を分析するようになったイヴルルドさん。そうしてオリジナルの画数の数え方や意味、鑑定の方法を生み出した。
「もっと知りたい、学びたい!という貪欲な思いは強くなる一方で、パスポートを準備し、イタリアへと旅立ちました」(イヴルルドさん、以下「」内同)
家で過ごすことが多かった彼女のこの行動が、次のステップへとつながる出会いと幸運を引き寄せた。
ふと訪れた、イタリア北部にあるマルチェージネという小さな町の雑貨店で、イヴルルドさんは馬蹄形のかわいいチャームを見つけた。手に取ると、店のお兄さんが、「それは幸せを招くラッキーシンボルなんだよ」と教えてくれた。
「お土産に買って帰ると、渡した人たちから続々と、“赤ちゃんができたの!”“カレができた!”“またほしい!”と喜びの声が届くようになり、イタリアに行くたびにそのチャームを買うようになりました。20才そこそこで社会経験も乏しく、学歴もありませんでしたが、チャームを作っているイタリアの工場を紹介してもらえたり思いがけず事が運び、チャームを日本に輸入・販売するビジネスを始めることになりました。こうして、改名して1年も経たないうちに、ニートだった私は雑貨販売の経営者になったんです」
実はこの頃、イヴルルドさんの身内に借金があることが発覚。その窮地を救ったのも、このチャームだった。「効果がすごい」という評判が地元にある百貨店バイヤーの耳に届き、催事会場で販売することに。すると爆発的に売れ、全国の百貨店から次々と催事展に呼ばれることになった。気がつけば、たった3年で数千万円の借金を完済してしまった。一方でチャームを扱う雑貨店経営の傍ら、自ら“占いオタク”というように姓名判断だけでなく多様な占いの知識を深め、「フォーチュン アドバイザー」として鑑定の仕事をスタートさせ、「イヴルルド」と名乗るようになった。
「周囲から一目置かれるフォーチュン アドバイザーとなるべく、研究熱心でカリスマ性を持つ画数から選びました。仕事の性質や目指す方向性に適した名前を使うことは、今も変わらない私のポリシーです」