長年飼っている愛犬の名前を間違える、おかずをチンしていることを忘れる、誕生日パーティーをしたことを忘れる――。きっと身に覚えがあるはずだが、これってただの老化? 認知症?
金田一耕助に扮した石坂浩二(74才)が明かした話はこうだ。
「あなたの息子さんに聞いた話なんですけれども、奥様が“肉炒め作っといたからチンして食べなさいね”ってお出かけになった。あなたは肉炒めをチンなさった。そしてしばらくこの辺をウロウロしているうちにお腹が空いてきて、“なんでおかずがないねん!”と言って、卵かけご飯を食べた」
これは昨年末に放送された『絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』(日本テレビ系)で明らかになったダウンタウン・浜田雅功(52才)のエピソード。妻でタレントの小川菜摘(53才)が作っておいた肉炒めを電子レンジに入れて温めたものの、そのことをすっかり忘れてウロウロし、おかずがないことに怒りながら卵かけご飯を食べたというのだ。
この浜田の行動に、お茶の間は大爆笑。そして、同様の証言は続く。
「後輩に浜田がね、電話をしたんですね。(漫才コンビの)プラスマイナスの岩橋に。電話をして留守電やったんです。(浜田が留守電に残したメッセージを)岩橋に聞かせてもらったんです。それがね…新しいメッセージは1件です、ピー“もしもし浜田です。来週の木曜日どんな感じですか? 飯でもどうかなと思ってます。来週の木曜日…どんな感じ? おいっ! お前聞いてんのか”」(陣内智則)
「とりあえずご自宅の階段、週2の割合で転げ落ちてる」(YOU)
「つい先日ですけど、ロケ終わってずーっと浜田さんがこうやってるから(手で胸をかくような仕草)、何してんのかなって思ったら、だいぶ前に外したピンマイク探してたんです」(品川庄司・品川祐)
いずれも大爆笑を呼ぶ浜田の“ボケ”だが、こうした逸話が尽きないため“もしや単なるボケではなく、老いを通り越した、笑えないボケなのでは…”という話が、最近になってあちこちから聞こえてきた。もっとも、浜田の名誉のために断っておくが、彼のこうした“老い”に関する笑えるエピソードは、以前から有名だった。
たとえば、過去の同番組では、「最近は透明なものが見えてないらしく、よく水の入った透明なグラスを倒してしまう」と指摘されたり、「ロケの時に、ひげ剃り機のキャップがついたままひげを剃っていた」という話まである。
そして、浜田のこうした行動の数々に大笑いしながらも、テレビの前の主婦たちは、チラリとわが夫を見やってしまうのだという。“他人事じゃない”“うちの夫も最近、浜ちゃんみたいな感じ”と、わが身に置き換えてちっとも笑えない人が多いのだという。
そこで『女性セブン』では、そうした気になる症状が単なる“老化”なのか、“病気”なのか、浜田に関するエピソードを題材にして、専門家に判断してもらった。