元グラビアアイドルとの不倫を週刊文春に報じられ、議員辞職をした宮崎謙介・元衆議院議員(35才)。妻である金子恵美衆議院議員(37才)が出産するわずか6日前の不倫であり、さらには育児休暇取得を宣言していたことで、厳しい批判を受けることとなった。
商社マンを父に持つ宮崎元議員は幼少時代をフィリピンで過ごし、帰国後は早稲田大学の付属高校に進学した。その頃、思春期の彼に暗い影を落とす出来事が起きた。
「当時、謙介の両親が不仲でね。異性問題なんかもあったみたいで、最終的に離婚してしまったんです。謙介にはつらい経験でした」(宮崎家を知る人物)
両親の不和、それによる家庭崩壊を誰よりも間近で見てきた宮崎元議員が、のちに身重の妻を見捨ててグラドルと不倫し、夫婦仲を危機に陥れている。
静岡県裾野市で独り暮らす宮崎元議員の父親を訪れた。代々、農業を営んでいたという日本家屋から出てきた父親は、見るからに疲れ切っている。「遠くまで来てもらって申し訳ないけど、何も言えない。申し訳ない」。ひと言そう話すと自宅に戻っていった。
ちなみにここ静岡5区は、2006年に山本モナ(40才)と「不倫路チュー」を激写された民主党の細野豪志・衆院議員(44才)の地盤でもある。
その一方で、新潟県に住む金子議員の父親にも取材を行った。地元の月潟村(現・新潟市南区)で村長を24年間務めた父親は体調を崩しており、杖がないと歩けない状態だが、記者の質問に答えてくれた。
──娘さんとお話は?
「まだ入院してますんでね。本当にふたりを支持してくれた皆さんには申し訳ないと思っています。私から皆さんに、きちんと頭を下げて謝りに行かなきゃならんです」
──宮崎さんは今後も夫婦生活を続けたいと言っているが。
「えぇ、私も離婚はするべきじゃないと思っています。子供が生まれてきて、ましてや初孫なわけですから。父親は彼しかいない。充分に反省して、家族で踏張っていけるよう祈っています。今はもう議員辞職したわけですから。私人として、父親として妻と子供を支えるべきです」