2月下旬の早朝7時、都心の清原亜希(46才)の自宅から出てきたのは彼女の兄だった。慣れた手つきで亜希の愛犬(ダックスフント)を散歩させている。
「今はお兄さんの手を借りるしかないようです。騒ぎになるので外に出るわけにいかず、家にこもっているそうです。あれから亜希さんの姿は一度も見ていませんから…」(同じマンション住人)
元夫・清原和博容疑者(48才)が覚醒剤取締法違反で逮捕されてから1か月あまり。周囲から軒並み絶縁されているため、身元引受人がおらず保釈請求ができないと報じられてきたが、2月29日、高校野球の名門校である日本航空学園の梅沢重雄理事長が引受人に名乗りを上げた。清原自身、取り調べで薬物の使用状況についても素直に話し始めているといい、裁判が終わるまでの間、再び社会に出てくる日も遠くない。
一方で、亜希と子供は清原の幻影に苦しみ続けている。
「彼の逮捕後、亜希さんのファッション誌の撮影がいくつかキャンセルされています。化粧品やアパレルメーカーとのタイアップ企画も白紙化したものがあり、雑誌のスポンサーの中には、『清原』という名前が表紙に載っている媒体への広告出稿に難色を示している所もある。ブランドイメージを悪化させるというのが理由です」(出版関係者)
2人の息子は揃って都内の超名門私立学校に通っており、次男は小学4年生、長男(13才)は系列校の中学1年生。次男は都内の少年野球チームに所属し、高学年の試合にも出場するほどの腕前だが、父親の逮捕以降、毎週末の練習には参加していないという。