芸能

難病・もやもや病で緊急手術の徳永英明 4月に活動再開予定

緊急手術を行なった徳永英明(公式HPより)

〈2月上旬体調不良を訴え、医師の診察の結果、もやもや病との診断があり、担当医師により手術ならびに療養が必要との診断を受けました。手術に関しては、もやもや病による脳梗塞発症予防の為、2016年2月22日に左複合バイパス手術を行い、無事成功致しました〉

 3月3日、歌手・徳永英明(55)が手術を受けていたことを発表した。これは本誌が徳永の所属レコード会社に「入院」について問い合わせたわずか数時間後のことだった。

“無事成功”は何よりだったが、この間、徳永の関係者たちはずっと青ざめていたという。レコード会社関係者が声を潜める。

「2月上旬に自宅で突然倒れて、救急車で運ばれたという情報でした。病状はかなり深刻で入院が長引いていると耳にしました。

 徳永さんは今年1月にデビュー30周年を迎え、4月にはベストアルバムの発売、夏からは半年間のツアーが予定されています。しかし、復帰のメドが立たず、事務所やレコード会社は途方に暮れていました」

 2月19日に行なわれたフジテレビ『MUSIC FAIR』2600回記念コンサートを「体調不良」を理由に出演を取りやめたことも様々な憶測を呼んだ。

 徳永は2001年5月に「もやもや病」と診断され1年8か月にわたる療養生活を余儀なくされている。菅原脳神経外科クリニック菅原道仁院長が説明する。

「もやもや病とは厚労省が指定する原因不明の特定疾患(難病)のひとつで根本的な治療方法はありません。

 脳に酸素と栄養を送る太い動脈(内頸動脈)が詰まり、不足した血液を補うために細い血管が発達する。この微細な血管をレントゲンで撮影するともやもやっとしたタバコの煙のように写るので、もやもや病と名付けられた。

 歌を歌ったり、ラーメンをフーフーしながら食べたりすると、呂律が回らなくなり虚脱状態になったりする。最悪の場合、この細い血管が破れて脳出血を引き起こし、死に至るケースもあります」

 この“不治の病”について、かつて徳永はこんなことを語っていた。

「病気とはこれからもうまく付き合っていきますよ」

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン