3月2日の夜9時。東京・渋谷のライブハウス『TSUTAYA O-EAST』から出てきた1000人超の観客は、一様に興奮を隠しきれない様子だった。この日、同会場で開かれたのは、『ゲスの極み乙女。』の限定ライブ。観客の話によれば、最新アルバムの表題曲『両成敗でいいじゃない』で幕を開けたライブは、大ヒットした『私以外私じゃないの』を含む5曲をノンストップで披露。会場のボルテージはどんどん上がっていたという。
“事件”が起きたのはその直後、ボーカルの川谷絵音(27才)のMCタイムでのことだった。ベッキー(32才)との“ゲス不倫”が発覚してからすでに2か月。「ふたりの関係は終わった」と報じられているが、真相を知るのは当事者のみ。ファンは固唾を呑んで彼の言葉を待ち続けたが、果たしてこの日、川谷の口から語られたのは彼らの期待を遙かに超えたぶっちゃけトークの連発だった。
「川谷さん、挨拶もそこそこに、のっけからど真ん中の話題に切り込んだんです。“いや~今ネットとかすごいことになってるじゃん。みんな謝れ謝れって。でも一体世間の誰に謝ればいいの?”なんて言い出して。“内輪の話だし、みんな関係ないじゃんね”みたいな。会場内は驚きながらも“そーだ、そーだ”と彼を応援する感じでした」(ライブに参加したファンの1人)
観客によれば、川谷はメンバーやスタッフには謝罪したことを明かした上で、バッシングを繰り返すネット住民をこんな言葉でバッサリと切り捨てたという。