芸能

麻耶と麻央 仲良すぎる小林姉妹の体調を案じる

姉妹共に体調が心配される

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、揃って体調を崩している小林麻耶・麻央姉妹を案じる。

 * * *
 体調不良で長期休養している小林麻耶が心配で事務所社長にお見舞いメールを送ると、「責任感の強い子なので、限界を超えて頑張りすぎてしまったのかもしれません」という返信があった。

『バイキング』(フジテレビ系)を途中退席し、スタジオの外に出たときには呼吸ができなくなり、その場から動けなくなったとのこと。救急搬送された先の病院で、一時、意識不明になったというから、確かに「限界を超えて」「頑張りすぎてしまった」のだろう。

 その理由が、妹・小林麻央の看病だったことがわかり、夫・市川海老蔵との夫婦愛と同じぐらい、“姉妹愛”が多くの人に伝わったのが9日のことだった。

 とにかく、妹のことが大好きで、海老蔵家に子供が誕生してからは、“おばバカ”を自認し、公言していたものだ。

 実はつい先日、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)出演時、「麻央が結婚する前から歌舞伎が好きで、海老蔵さんを尊敬していた」と明かした彼女。「そんな話は聞いたことがない」という明石家さんまに対し、いつものすっとんきょうな声で、「ほんとなんです!」と何度も反論していた。

 海老蔵からは、「麻耶ちゃんはテンションが高すぎるから(交際や結婚は)無理」と早々に言われていたという。

 小林麻耶=頑張り屋さんとは、一緒に仕事をしたことがある者全員の知るところだと思う。彼女がテレビ出演するきっかけとなった『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)の構成者の一人だった私も、彼女の頑張り屋さんエピソードを多数知る者の一人である。

 オーディションを受けに来たのは青山学院大学2年生のとき。「若く見られるんですぅ」と自己紹介するも、最終オーディションのみ審査員席に座っている明石家さんまから、実年齢より上に見えると言われ、「え~~、そうですかぁ?」と、すっとんきょうな声で反論してきた。

 確かに小林麻耶はいまより老けて見えた。昔の水商売の女性が着るようなスーツ姿だったこともいけなかったのだろうが、ヘアメイクも決して洗練されているとはいえないものだった。

 それでもルックスはAランクで、“前列要員”に必須条件の“美脚”でもあった彼女。晴れて、“恋からガールズ”の一員となり、結果、大学3年生の一年間、出続けてくれた。

 いまだから書けるのだが、途中何度か「辞めます」騒動があった。同期から「ぶりっこ」と疎まれ、悩んでいたからだ。が、そのたびにスタッフが説得すると、彼女は涙を拭いながら「頑張ります!」と言い、次の収録にはまた笑顔とぶりっこ発言で番組を盛り上げてくれた。

 そんな彼女の頑張りに同期らも「麻耶ちゃんは、ぶりっこではないのかもしれない」と認めだし、卒業時はみんなと仲良く巣立っていった。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン