舞台『雪まろげ』のツアー公演が11月19日、山口県長門市で行われた。温泉芸者・夢子がついた小さな嘘が雪だるま式に別の嘘を呼び、大事件を引き起こす同舞台は、故・森光子さん主演で471回の公演を成し遂げた傑作喜劇。今年9月に演者を替えて復活し、主演の夢子役を高畑淳子(62才)が務める。
終演後、出演者一同は山口市内の温泉街・湯田温泉にある高級ホテルへ。翌日の公演を控え、束の間の憩いを求めて一行が向かったのは、ホテル近くの有名ふぐ店だった。共演者の榊原郁恵(57才)、柴田理恵(57才)、青木さやか(43才)らがぞろぞろと店になだれ込む中、座長の高畑の姿だけがない。
「部屋でひとり、夜食を取ったようです。普通は座長が率先して共演者たちを食事に連れて行くんですけどね。地方公演ならなおさら、みんなでぱーっと地元料理を食べに行くもの。特に高畑さんと郁恵さんは子供同士が親友で、旧知の関係です。郁恵さんもご飯に誘ったそうですが、それを拒絶したとなると、今も相当ふさぎ込んでいるのでしょう」(舞台関係者)
“性犯罪者の母親”というレッテルが、高畑を苦しめ続けている。
◆近所に来られたらたまらない
高畑裕太(23才)が40代のホテル従業員・Aさんへの強姦致傷容疑で逮捕されてから3か月。母親の「号泣2時間会見」の余韻さめやらぬ中、急転直下で示談が成立し、9月9日に裕太は保釈された。
直後、示談に関与したAさんの知人男性が暴力団関係者だったと報じられ、高畑への“美人局疑惑”が浮上したが、10月、Aさんが『週刊現代』で事件の一部始終を告白。高畑擁護の空気は霧散した。
「裕太は保釈後、埼玉県の精神科病院に入院していました。完全個室で院内にはヒーリングスパも完備。高級ホテル並みの待遇が売りの施設です。入院初日に淳子さんが布団を運び入れる姿も目撃されています。もちろん1泊2万円という入院費用は淳子さんが出しました」(スポーツ紙記者)
政治家もお忍びで利用するというVIP病棟で心身のリハビリに努めた裕太だが、以後の近況は杳(よう)として知れない。高畑母子を知る芸能関係者が声を潜める。