東京都心に11月としては54年ぶりの初雪予報が出された23日夕方、帰宅を急ぐ人で溢れた池袋駅構内にひと際目立つ“デコボコカップル”の姿があった。185センチ超の長身イケメン男性の横に立つ女性との身長差は30センチはあろうか。
下から見上げる女性は、目じりを下げて、「おせんべい食べるぅ?」と、駅構内の売店で買ったばかりの煎餅を差し出す。男性をジッと見つめ一緒に煎餅を頬張る女性、実は女子卓球界のアイドル・石川佳純(23)である。12月12日発売の週刊ポストが2ショットを報じている。
石川は国体選手だった母親の指導のもと、7歳からラケットを握り、史上最年少の14歳で卓球世界選手権の日本代表に選出。団体戦ではロンドン五輪の銀メダル、リオ五輪の銅メダルに貢献し、個人でも日本人最高の世界ランク5位(12月8日現在)につけるなど、人気実力ともに日本卓球界のエース。
現在は早くも東京五輪でのメダル獲得を目標に、練習に励んでいる。
「個人でもメダルを目指したリオ五輪では、北朝鮮のキム・ソンイに敗れて悔し涙を流しました。帰国後、彼女は練習拠点近くのマンションに住み、連日午前午後の2部練習をこなしています。大きな大会の前には合宿を組むなど、卓球一色の生活を送っています」(卓球協会関係者)
そんな彼女が、つかの間の休息に会っていた相手が、冒頭のイケメンである。舞台を池袋駅に戻そう。談笑する2人のもとに、若い女性が加わった。石川の妹で同じく卓球選手の梨良(19)だった。
石川は妹に男性を紹介すると、男性が先頭で、その後ろを姉妹がついていき、高級鉄板焼き屋に入った。個室に入ると、中から「ヤダーッ(笑い)」、「もう最高!」、「こんなに笑ったの初めて!」という石川の声が漏れてきた。
焼酎のお湯割りと思しき2杯のグラスが、個室に何度か運ばれて、店を出る頃の石川は赤ら顔になっていた。
そのまま3人で、カラオケに流れて二次会に突入。石川がJUJUの『やさしさで溢れるように』を熱唱した後、妹が星野源の『恋』を歌い始めた。
この『恋』という曲は、人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のエンディングテーマで、出演者らが曲に合わせて踊る「恋ダンス」が話題になっている。部屋から激しいマラカスの音も漏れてきた。妹の歌声に合わせて石川と男性が恋ダンスを踊っていたのだろうか。