これまで清楚なスタイルに身を包み、やさしい声色で理路整然と政策を語ってきた豊田真由子衆議院議員(42才)の裏の顔──。
事の発端は、運転中の政策秘書への絶叫暴力だった。証拠となった音声データには、「このハゲーーーッ!」「違うだろおーーーっ!」といった罵声が、暴行音とともに録音されていた。そこには、「そんなつもりはないんですぅ~~♪」といったミュージカル調のイビリのほか、「あるんでちゅかぁ」など赤ちゃん言葉によるパワハラもあり、ついつい誰かに語らずにはいられない展開となっている。
豊田議員の華麗なるキャリアもあいまって、騒動はさらに拡大中だ。中高は女子御三家の一角を占める桜蔭を卒業し、東大法学部を経て厚生労働省の官僚に。名門ハーバード大学への留学経験もある。
その後、2012年に自民党の公認を経て衆院選に出馬して当選。国交省で働く夫との間に2人の子供をもうけている──と、凡人には想像もつかない絵に描いたようなスーパーエリート街道を突き進んできた豊田議員だが、今回の騒動で自民党を離党。7月3日現在、心身症により入院中とのことだ。
ちなみに夫とは別居中だが、原因は口の悪さとのウワサ…。小学生2人の子供は、豊田議員の母親が実家で面倒を見ているという。
◆豊田劇場を彩るエリート親友
こんな折、豊田議員の親友と名乗りをあげたひとりの女性が注目を集めている。桜蔭・東大で豊田議員と同級生だった、田中絵里緒さんだ。2度の離婚を経た彼女は、6人の子供を育てるシングルマザーとして、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)などに出演したことがあるものの、当然、政治家でもなければタレントでもない、ごくフツーの一般女性だ。
そんな彼女が、今“時の人”となっているのは、親友が火だるまになっているなか、自身のフェイスブックに「豊田真由子さんと私の関わり」という記事を投稿したからだ。
《男の子と集団で会うとか、合コンの人数を集めるというときに、豊田さんは、自分が負けるほどメッチャ可愛い女の子が来て、自分が添え物にされる展開を恐れ、嫌がっていました。「あの子は可愛いから私負けちゃう…。」ということをいつも気にして口にしてました》
《よく覚えているのは、豊田さんがうちの高校の文化祭の時に話していた男の子のことを、私が気に入って、紹介してほしい、と話した時のことでした。「ああ、あれでいいなら、あげるよ」。その男の子は、豊田さんのお目当ての彼氏ではなく、たくさんいる男の友達の一人だったのです》