ライフ

鬼平・服部半蔵・坂本龍馬の“本当の姿” 半蔵は槍スタイル

龍馬にも意外な一面が(国立国会図書館蔵画像・共同通信イメージズ)

 大河ドラマや映画、小説の題材となる武将や将軍、維新志士たちがみな「聖人君子」だったかというと、さにあらず。人間臭く、あるいはだらしない面もあった。さらには、イメージと異なる面もあったのだ。著書『ざんねんな日本史』(小学館新書)が話題の歴史作家・島崎晋氏が、偉人たちの“本当の姿”を明かす。

◆インサイダー取引に手を染めた鬼平

 テレビドラマ『鬼平犯科帳』シリーズの主人公、長谷川平蔵は、強盗や賭博を取り締まる「火盗改(かとうあらため)」という役人である。そんな江戸時代の警察官でありながら、“不正な手段”でカネ儲けしていた。

 平蔵は犯罪者に職業指導して更生させる「人足寄場(にんそくよせば)」の管理・運営を任されていた。人足寄場が財政難に陥ると、幕府から3000両を借り、それをタネ銭にして、平蔵は“投資”を始める。

 そのやり方がまさに「インサイダー取引」だった。松平定信の側近であった水野為長の著わした情報記録集『よしの冊子』には、役人の特権を使って銭貨の交換市場に幕府が介入する時期の情報を事前入手すると底値で買い占め、介入で跳ね上がったところで売り抜けた──という記録が残っている。

 当時、相場で大損した人々からは非難囂々だった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
フジテレビが今やるべきは、新番組『怒っていいとも!』を作ることではないか
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン