一汁三菜でバランスよく、メインはボリュームたっぷり。定食が約500キロカロリーとヘルシー。そんなランチを食べて、健康的に痩せる社員が続出しているのが、体脂肪計でおなじみの『タニタ』。レシピを載せた『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房刊)は89万部を売り上げた。とっておきのメニューを自宅で再現するコツを広報室の冨増俊介氏に聞いた。
「油分はできるだけカット、肉は脂身や皮を取り、油揚げなどの余分な油はキッチンペーパーで押さえます。炒め物はムダに油を摂らないよう、きっちり計量を。揚げずにオーブンを使うなど調理器具の活用もポイントです」
野菜やキノコなど低カロリー食材を多用。特に根菜やブロッコリーなど食べ応えのある野菜は、社食でも登場。冨増氏はその効用をこう説く。
「少し固めに茹でているので、噛む回数が増えます。男性でも1食を食べ終えるまで20-30分ぐらいかかり、満腹中枢が刺激され、食べ終えたころはお腹いっぱいに。同じ量でも食材が複数あると脳は満足します」
お勧めメニューのポイントを紹介するので、メタボが気になる人は、チャレンジしてみては!
【鶏唐揚げオニオンソース】214キロカロリー
●調理のポイント
鶏もも肉を使うが、ヘルシーなのは脂肪分が多い皮を取り除き、肉の量が100gと控えめな点。モヤシやトマト、カイワレなどの野菜でボリュームをつける。