ライフ

巨人ファンなら「愛巨院」も。自分の戒名は自分でつけてよい

 一口に戒名料といっても「暗黙の相場」があり、格式によってその価格も変わってくるというが、戒名は自分でつけることもできるという。宗教学者の島田裕巳氏が、自分でできる「戒名の作り方」を教えてくれた――。

******************************
 寺院と寺檀関係を結んでいるなら、年忌法要などで住職との関係も継続するし、戒名料としてお布施を払うのにも納得がいく。でも寺檀関係がない場合は、戒名を授かる必要も戒名料を支払う必要もない。それが十分には理解されず、戒名が単に死後につける名前として形骸化してしまっている現状がそもそも問題です。

 葬儀のメニューに含まれているからというだけで戒名料を払う人が多いのですが、葬儀は俗名(自分の名前)で行なうことも可能。実際、私の父と祖父母の葬儀は俗名で行ないました。

 戒名を自分で考えることだってできます。仏教的には歓迎すべきことではないでしょうが、実は戒名は僧侶が付けなければならないという決まりはない。制約はないんです。自分や親しい人の戒名を付けた作家もいるし、私自身もおじの戒名を考えました。僧侶もそれを認めてくれたんですね。

 厳密には宗派による違いはあるし、院号や道号などの決まりごとはありますが、それも慣習によって成立したもの。絶対的なルールはないんです。自分で付ける場合には原則を無視したって構わない。

 これまでの人生を振り返りながら、自分らしい戒名を考えてみても面白いと思います。(談)

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
フジテレビが今やるべきは、新番組『怒っていいとも!』を作ることではないか
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン