アイドルデュオWinkの鈴木早智子(41)。活動停止後、昨年9月にリリースされたアダルトイメージDVD『MUTEKI』で共演した年下俳優と“不倫騒動”を起こし、6月から芸能活動を自粛していた。
『MUTEKI』の時は、女優として臨んだはずの作品が“AVデビュー”とされてしまったのだという。鈴木自身が語る。
「ドラマに絡みのシーンがあるだけだと聞いていたのに、蓋を開けてみると全編絡みのシーンばかり。それでも一度は引き受けた仕事ですから、最後までやり通すことにしました。でも、私はとても防御本能の強い女なんです。だから撮影現場でも最後まで大きめの前貼りを付けて、過激な体位は全部断わりました。貧乳だから、エッチに映らなかったのが不幸中の幸いですかね(笑い)」
このときの共演者と後に不倫騒動が報じられるが、「不倫関係ではない」と話す。11月6日には自伝『負けじ魂』(光文社刊)を上梓し芸能界に復帰、再出発を期す。
「43歳ぐらいまでに子供も欲しいです。年齢的に差し迫ってますが(笑い)」。Winkの活動停止から14年。鈴木早智子は、今まさに再び人生の節目に立っている─。
「いつかまた(相田)翔子と歌うことだってあるかもしれまんね。やっぱり、これからも私は歌を歌っていきたいです」
【プロフィール】
すずき・さちこ●1969年2月22日生まれ。東京都出身。幼少の頃から歌手に憧れ、1987年、アイドル誌のオーディションでグランプリを受賞し、芸能界入り。1988年には相田翔子とデュオ・Winkを結成し、『愛が止まらない~Turn It Into Love~』『淋しい熱帯魚』など大ヒット曲をリリースするが、1996年に活動を停止。以後、ソロ歌手、女優として活躍。映画『宿命のジオード』などに出演する。
撮影■藤岡雅樹