1月12日、千葉県鎌ケ谷市の日ハム・ファイターズタウン鎌ケ谷には斎藤佑樹投手(22)を一目見ようと、約2500人のファンが集結。斎藤がスタジアムに隣接する二軍寮「勇翔寮」に入寮するとあって、受け入れ側の鎌ケ谷市は市役所も商店街も歓迎ムード一色だが、少々不安も抱えているという。
「一軍で活躍すれば札幌に転居することになるし、鎌ケ谷に居残った場合は活躍のない二軍暮らし。市民は複雑な思いで応援している」(商店主)
年間二軍なら11億円、開幕一軍なら2億円の鎌ケ谷市への経済効果があるという異例ずくめの佑ちゃんフィーバーは、まだまだ続きそうである。
撮影■藤岡雅樹
※週刊ポスト2011年1月28日号