女性をかわいく、セクシーに撮影するためにはどんなテクニックが必要なのか? AKB48のお姉さん的グループ・SDN48をモデルにした『男のデジイチ教本「女の撮り方」』(小学館刊)でプロの撮影テクニックを披露したカメラマン渡辺達生氏が、実際の写真をもとに解説する。第5回は撮影時のカメラの高さについて。
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女の子は、自分の好きな顔の向きとか、カワイク見えると思う表情を、自分なりに把握しているもの。しかし、ほかの顔の向きや表情などの方が、全然カワイク見えることも珍しくない。カメラマンは、いろいろなアングルから見て、そんなポイントを見つけてあげることも大切です(なにより、とても喜んでくれる)。
そこで、気をつけたいのが、カメラの高さ。背景を気にしたり、アングルを気にしたりする人は多いけれど、カメラの高さは忘れてしまいがち。通常、カメラの高さは、撮影する人の目の高さと同じに固定してしまうものです。意識して、位置を変えるようにしないと、構図がワンパターンの写真になってしまうでしょう。
したがって、女の子を見るときも、自分の目の高さだけでなく、いろいろな位置から観察して、実際にカメラを構えてみてください。カメラマンにも、女の子にも新発見があります。
撮影■渡辺達生
【モデルプロフィール】
相川友希(あいかわ・ゆうき)1984年9月23日生まれ。身長162cm・B82・W58・H87。
2010年5月からSDN48として活動開始。2期生。負けず嫌いでマイペースだが周囲を気にするタイプ。ちょっと緊張しい。公式ブログ(http://gree.jp/aikawa_yuki/)