BMWジャパンは12月3日から「MINIクーペハンティング大作戦」を開始する。これは、スマートフォンアプリの地図上に表示される「バーチャルMINI Coupe」を9日間にわたって参加者同士で奪い合い、期間終了時点で「バーチャルMINI Coupe」を保有していたプレーヤーに本物のMINI Coupeが贈られるというGPS連動型企画。ゲームエリアは東京23区内全域で、参加者が「バーチャルMINI Coupe」保有者の50メートル以内に近づくと、MINIクーペの保有権を奪い取れる仕組みだ。
東京の街を舞台に9日間の大規模な「追いかけっこ」が勃発することになるが、昨年ストックホルムで同様の企画「GETAWAY STOCKHOLM」を実施したときには、なんとかして勝ちたいために、ヘリコプターを飛ばした人もいたという。
しかし、MINIのマーケティング担当・京谷麻矢さんによると、「実際は上空や地下は意味がなんですよね。あくまでも『平面における50m』ですから…」とのこと。
まず、上空や地下について。京谷さんは、
「スマートフォンのGPSは高低差を判断する機能はついていないので、高さは関係ありません。むしろ地下などのGPSが不安定な場所にいると、バーチャルMINI Coupeを失う可能性が高いと予想されます。電波が圏外になった場合は失うことになるため、たとえば、地下鉄に乗っていて圏外になった場合、その地点で他の誰かに奪われる可能性もあります」
とする。ということは、高層ビルについては何階までOKなのか?
「GPSが圏内であれば、何階でも問題ありません。しかし鉄筋コンクリートの建物の場合、端末によってはGPSの機能が低下する場合があるので、建物内はあまりお勧めできません」(京谷さん)
ううむ。ではどんな「必勝法」があるのか? NEWSポストセブン編集部で考えてみた案を京谷さんにぶつけ、判断してもらった。