20歳になったら? の問いかけに、AKB 48のセンター・前田敦子は「車の運転をしてみたい! AKBで免許持っている子は誰もいないので」と答えた。
AKB48の成人式は、彼女たちの生誕の地、東京・秋葉原の氏神である神田明神で行なわれ、前田敦子、高橋みなみ、柏木由紀、板野友美、ら15名、姉妹グループのSKE48からは松井玲奈ら5名、計20人が大人の仲間入りを果たした。
「料理のできる女になりたい」(高橋)、「貯金をして親に家を買ってあげたい」(板野)「富士山に登りたい」(松井)と、悲願のレコード大賞受賞&紅白での元気いっぱいのステージと昨年末も大活躍だったが、素顔の彼女たちの望みはごく普通の女の子のものばかり。
「私がAKBに入ったのが14歳の時だったのでもう6年経ったのかって、時の流れをしみじみ感じました」と高橋がいうように、10代の多くをAKB48に捧げてきた彼女たちの望みは、普通の同年代の女の子たちがするようなことをしたいということなのだろう。
果たしてどんな“オトナ”になるのか楽しみだ。
写真は、最前列左から河西智美、柏木由紀、前田敦子、高橋みなみ、板野友美、松井玲奈。中列左から大家志津香、仲川遥香、北原里英、高城亜樹、高柳明音、須田亜香里、平松可奈子。後列左より鈴木まりや、小林香菜、仲谷明香、増田有華、野中美郷、米沢瑠美(桑原みずきは仕事のため欠席)。彼女たちが2012年を飾った『AKB48オフィシャルカレンダーBOX2012』(小学館刊)は好評発売中。
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2012年1月27日号