いま、ちょっとぽっちゃりした女子=「ぷに子」がモテモテだという。ファッション誌『CanCam』では「ぷに子がモテている」という特集が組まれ、「抱き心地がいい」「ほんわかした雰囲気に癒される」というぷに子にメロメロな男性の声が紹介されている。
たとえば、この写真で登場している「ぷに子」代表のグラビアアイドル・佐山彩香ちゃん。柔らかそうな太ももや二の腕にドキッときたあなたはすでに立派なぷに子マニアかもしれない。
同誌の調査によれば、ぷに子の境界線は、身長を155cmとすると体重は64kg前後。この条件だと、「太ももや二の腕に柔らかさが出るが、くびれも残る」んだという。
本誌も男性100人に緊急アンケートを実施。約8割の人が、ぷに子好きを公言し「Dカップ以上のバストが理想」「色白でなければいけない」などの条件まで付けて熱く語ってくれた。
思えば、第二次オイルショックの翌年で好景気のスタートとなった1980年頃には宮崎美子、河合奈保子が、バブル全盛期の1990年には細川ふみえが男性ファンを魅了した。彼女たちだってスレンダーというよりぷに子だ。どうやら好景気とぷに子ブームは連動しているようだ。
そう考えると、今回のブーム再燃は、アベノミクス景気が本格化する予兆なのかもしれない。
●佐山彩香(さやま・あやか):1993年5月17日生まれ。身長157cm。B85 ・W60・H87。2009年にデビュー。グリコ「ドロリッチ」CMにも出演。最新DVD『色香』(エスデジタル)が発売中。
撮影■中山雅文
※週刊ポスト2013年8月2日号