日本列島を覆うゆるキャラブームの頂点に立つのが、「2013ご当地キャラ総選挙」で優勝した千葉・船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」である。その素顔をめぐってゆるキャラ界は騒然としている。
昨年12月、ふなっしーの商標登録を申請して名前が明らかになったのがKさん。フェイスブックなどを通じてKさんが千葉・船橋市で家具店を営んでいることも判明したのだが、このKさんが「中身の人」なのではないかとの説も浮上したのである。
Kさんが経営しているとされる船橋市の家具店を訪ねた。しかし、店はシャッターが下りていて、電話をかけてもすぐに留守番電話につながってしまう。どうやら休業中のようである。
近隣住民に話を聞いていると、同店舗の大家だという年配女性から“核心情報”を入手した。
「たしかに、ふなっしーの中に入っているのはKさんです。いつも“ふなっしーの仕事が忙しすぎて、お店を開けていられない”とこぼしてますから。どこから聞きつけたのか、Kさんにふなっしーのサインをもらいにくる人もいます。Kさんは、“いつまでふなっしーブームが続くかわからないから、家具店はそのまま残しておきたい”といっていますよ」
やはりKさんだったようである。本誌は他のゆるキャラ(動物系)の中に入っている人にも話を聞いた。
「Kさんはふなっしーを脱いだら普通の気さくなお兄さんです。見た目からして40歳くらいでしょうか。身長は160センチ以上ありますから、ふなっしーには屈んで入っていて、“ヒャッハー”という甲高い声は、無理に裏声を出しているようです」