選択のポイントが分かったところで、いよいよ安蔵氏が一押しのモデル4機種を紹介してもらった。
■ソニー「VAIO Fit 15A」(実勢価格12万9800円)
ノートPCスタイルだけでなく、タブレットスタイル、ノートPC天面にディスプレイを表示するような「ビュースタイル」の3スタイルで利用できる。重さ2.15kgと軽くはありませんが、バッテリー駆動時間は約7.5時間と長く、家の中の好きな場所で動画などを楽しめる「家庭内モバイルタブレット」としても使えます。
■パナソニック「Lets note AX3」(実勢価格16万9800円)
薄くて軽く、しかも約14時間の長時間駆動が可能。タッチパネルも搭載しており、画面を360度回転させてタブレットスタイルでも使える文句なしモデルです。ちょっと高いのが難点ですが、ネット通販なら13万円程度と、パナソニックの同モデルも以前に比べてかなり買いやすくなりました。
■東芝「Dynabook V713」(実勢価格12万9800円)
モバイルノートとしては若干重めですが、外せばタブレット、装着すればノートPCスタイルで使える「2Wayモデル」になっています。タブレットとして使う場合は取り外したいという人にはLets noteよりこちらのほうがお薦めです。
■エイサー「Aspire V7」(実勢価格6万9800円)
Core i5を搭載しており、性能は文句なし。重さ2kgと重めですが、バッテリー駆動時間は8時間と十分です。デスクトップPC代わりにできるだけ安いモデルが欲しいという人にうってつけのモデルです。
最新OSである「Windows 8」は、タブレット時代を見据えたインターフェースを搭載し、タブレット端末と同じようなマルチタッチ操作ができることが魅力。
そこで安蔵氏は、「新しく買い替える場合は“タッチ操作は絶対にしたくない”という人でもない限り、タッチ対応モデルを購入しておくことをお薦めします」と話している。