1月30日から4日間にわたり開催された、フランスのアングレーム国際漫画祭。韓国がこの芸術祭で従軍慰安婦をテーマにした企画展を実施したのはご承知の通り。改めて展示物を見てみると、そのデタラメぶりが凄まじい。
本誌がこれまで再三報じてきたように、従軍慰安婦問題において、日本軍が強制連行した具体的な証拠は一切ない。にもかかわらず、これだけの作品が作れるのだから、お隣の国の想像力には呆れる他ない。
エントランスで繰り返し流されていたのは、アヘン中毒にした10代半ばと思われる少女を日本兵が次々に犯すという映像。中に入れば、約50平方メートルの会場の石壁に日本軍の軍人による婦女暴行をイメージさせる作品が並ぶ。
野原で花を摘む少女を襲う野犬の群れ。野犬は少女を襲ったあと、軍服を身につけた姿に変わっている。日本兵を野犬に見立てていることは言わずもがな。ある墨絵で描かれた漫画では、日本兵が少女に「ヨシコ」と名前をつけ、3番の部屋をあてがった夜にレイプするといったものもある。
これらの作品は、韓国お得意の“捏造プロパガンダ”。史実とはかけ離れた、根拠も何もない作り話ばかりである。どうやったら、こんなデタラメな国と仲良くやれるというのだろうか。
※週刊ポスト2014年2月21日号