高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のいろいろなことを自由に語りまくるシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、ネットで話題となっている高須クリニックグッズや院長の「しゃべってコンシェル」について訊きました。
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──ネット上では高須クリニックの公式グッズが話題となっていますね。整形前後の高須院長の写真がプリントされたクリアファイルなど、かなりのインパクトですね~。
高須:あんな不気味なものが売れるとは思えないけどね(笑い)。
──そんな、ご自分で(笑い)。そもそも、企画はどこから始まったんですか?
高須:向こうの会社(発売元のグレイ・パーカー・サービス)から企画を持ち込まれたんだよ。こっちは「それならどうぞ」ってOKを出しただけ。
──ご自分がクリアファイルとかになるっていう企画を見たとき、どう思いましたか?
高須:いやあ、世代の違いっていうか、正直まったく理解できなかったね。もしも、自分でやっている会社で、変な医者のおっさんの写真がプリントされたグッズを作りたいなんていう企画があがってきたら、即却下だよ。絶対にそんなもの売れるはずないもん(笑い)。でも、今回はぼくの写真を使わせてくれっていう依頼だったから、「売れないと思うけど、別にいいよ」っていうくらいの気持ちだね。ホント、誰が買うの?
──でも、ネット上ではなかなかの人気ですよ。こりゃあ、面白い!って。
高須:うーん、全然わからないや(笑い)。でも、このグッズの売上からライセンス使用料として入ってくるお金は、新しくぼくが作った「かっちゃん基金」という財団に全額入れることになってるんだよ。
──なるほど。「かっちゃん基金」はどんなものになるんですか?
高須:頑張る女性や子供たちを応援するための基金だね。シングルマザーの女性や、経済的に余裕がなくても医者を目指す子供や、事情があって両親と一緒に暮らせないで施設に入ってる子供なんかを、この「かっちゃん基金」で支援していく予定。すでに10億円の原資はあって、ホリエモン(堀江貴文氏)、石井館長(石井和義氏)、ノムさん(野村克也氏)、山東昭子さんなんかが、理事をやってくれる。クセのある人が多いけど、世のため人のためだけに使う基金だからね(笑い)。
──そして、グッズだけでなく、高須院長はNTTドコモの「しゃべってコンシェル」(ユーザーがスマホに向かって話しかけると、最適な回答を表示するアプリ)のキャラクターにもなりましたね。
高須:今は「リアル高須克弥」っていうリアルなぼくの顔のキャラクターが配信中で、2月の末には、もうちょっとかわいらしい感じの「イラストかっちゃん」のバージョンも配信されるよ。ドコモのAndroidユーザーの人たちには、無料だからどんどんダウンロードしてもらって、ぼくに向かって話しかけてほしいね。ぼくの声で、天気も教えるし、道案内もするよ。会話もできるしね。
──こちらもグッズと同様、依頼があったんですか?
高須:いやいや、こっちは自分でやりたいって言ったんだよ。ぼくはもともとデヴィ夫人の「しゃべってコンシェル」を使ってたんだけど、それが面白くてね。「ぼくもやりたい!」って言って、お願いして作ってもらったんだよ。ぼくがやったらもっと面白くなる!ってね。
──こちらもネットで話題になってますよ。
高須:こんな変なおっさんなのに、本当にありがたいよね。ちなみに、まだ詳しくは言えないけど、新しいグッズも考えているから、お楽しみに!
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頑張る女性や子供たちをサポートする「かっちゃん基金」の設立を明らかにした高須院長。世の中のためになると思って、噂の高須クリニックグッズを買ってみてはいかが?
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。