桜の開花前線と共に、今年も新入学シーズンがやってきた。真新しいランドセルを背負った子供たちの成長に、親は感慨深さもひとしお――その一方で気になるのは、小学校入学以降10年前後にわたる教育費負担の大きさだ。
日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)平成25年度」によると、世帯年収に占める教育費の割合はここ10年間で約35%弱から約40%に上昇。年収は減少しているが、教育費の負担は増加しているという結果に。また一方で文部科学省「平成25年度学校基本調査(速報)」によると、高校卒業後の進路状況は、大学・短大進学者と専門学校(専門課程)進学者を合わせると70%を超える数字となっており、子供を持つ親にとって教育費への備えは大きな課題となっている。
こうした中、昭和46年度に日本で初めての学資保険を発売したかんぽ生命(当時は日本郵政公社)が、学資保険の改訂を発表。新学資保険『はじめのかんぽ』の4月2日の販売開始を前に、新CM発表会が行なわれた。発表会ではまず、「貯蓄性の高い商品が欲しい」「大学入学後も学資金を受け取りたい」「出産後は忙しいので、子供が生まれる前に学資金の準備をしたい」といったニーズを反映し、『戻り率のアップ』『「出生前加入」制度の取り扱い開始』『学資金の準備目的(受け取りタイミング)に応じて選べる3つのコース』といった特徴を備えた、新商品について紹介。
また、新CMのお披露目では2007年から、かんぽ生命のイメージキャラクターに起用され「かんぽさん」役でおなじみのV6・井ノ原快彦さんが登壇。トークセッションでは、郵便局に勤める“リアル・かんぽさん”との遭遇など、自身のエピソードを交えて会場を盛り上げた。
続いて、小学生マジシャンの円音(まどか)ちゃん(11才)、ダンサーの内田爽くん(9才)という2人のスーパーキッズも登場し、多くの取材陣を前にその腕前を披露。マジシャンであるお母さんの影響で、マジックを始めたという円音ちゃんは「将来は世界で活躍するマジシャンになりたいです」。お父さんにダンスを習っているという爽くんは「将来は世界一のダンサーになりたい!」と、それぞれの夢を語った。