○(米)3月小売売上高- 14日(月)午後9時30分発表
・予想は、前月比+0.8%
参考となる2月実績は前月比+0.3%。天候不順の影響はなくなりつつあり、3月については、家計部門の改善期待で小売売上高は堅調な伸びを見せる可能性がある。自動車やガソリン、建設資材、飲食業除く数字も2月並み(+0.3%)の増加が期待されている。
○(米)3月消費者物価指数- 15日(火)午後9時30分発表
・予想は、全体の数字が、前年比+1.4%、コア指数は、同比+1.6%
参考となる2月実績は、総合指数が前年比+1.1%、コア指数は同比+1.6%。ガソリン価格の下落で全体の指数の伸びは鈍化したが、家賃・宿泊費の上昇がコア指数を押し上げた。3月については、全体の指数は2月実績を上回る見込みだが、医療費やレクリエーションの伸び率鈍化でコアの伸び率は横ばいとなる見込み。
○(中)1-3月期国内総生産- 16日(水)午前11時発表
・予想は、前年比+7.3%
参考となる2013年10-12月期の実質GDP成長率は前年比7.7%だった。中国政府がインフラ整備促進に動いた7-9月期の前年比+7.8%との比較で成長率は小幅鈍化となった。今年1-3月期については、生産設備の過剰問題や財政金融リスクなどが、経済成長を下押しする可能性がある。個人消費はまずまず順調だが、新興諸国経済の減速で外需の寄与度はやや低下する見込み。
○(米)3月住宅着工件数・住宅建設許可件数-16日(水)午後9時30分発表
・予想は、住宅着工件数は96.8万戸、建設許可件数は100.0万戸
参考となる2月実績は、住宅着工件数が90.7万戸、建設許可件数101.4万戸だった。2月の建設許可件数は市場予想を大きく上回った。2月は1戸建ての着工件数は増加し、住宅市況はまずまず堅調であることが確認された。3月分については、建設許可件数は2月をやや下回る見込みだが、着工件数は天候不順の影響がなくなることから、増加が予想されている。
主な発表予定は、15日(火):(米)4月NY連銀製造業景気指数、(米)2月ネットTICフロー合計、16日(水):(米)3月鉱工業生産。
【予想レンジ】
・ドル・円100円00銭-104円00銭