30歳以上の女性を対象とした「大人AKB」オーディションの合格者が発表された。選ばれたのは37歳の2児の母。大人力コラムニストの石原壮一郎氏が「熟女の褒め方・伸ばし方」を説く。
* * *
4月17日、30歳以上の女性を対象とした「大人AKB48オーディション」の結果が発表されました。5066人の応募者の中から選ばれたのは、首都圏在住で2児の母親の塚本まり子さん。御年37歳。大人の魅力と清楚な雰囲気を漂わせた素敵な美女です。8月31日までの期間限定でAKB48の最年長メンバーとして活動し、オーディションを主催した江崎グリコの『パピコ』のCMをはじめ、握手会やコンサートにも参加する予定だとか。
大人の男としては、小娘たちの中でひとり大人の色気を発揮してくれるであろう「まりり」にウットリするとともに、このオーディションで「30代以上の女性」が注目されているチャンスを活かして、身近な「30代以上の女性」を果敢におだてましょう。今なら、旬の話題に乗っかっているフリをしつつ、さりげなく下心をチラつかせることができます。
合格者の塚本さんと同じ30代の(わりとキレイめの)女性に対しては、
「○○さんが応募したら、絶対に勝てたのに!」
「合格した人もキレイだけど、俺が審査委員長だったら○○さんを推すね」
といったセリフをぶつけたいところ。妻が30代で小ぎれいな場合は、週刊誌など広げつつポツリと「お前も応募すればよかったのに」と呟けば、きっと舞い上がってくれます。
さほどキレイめではない30代の女性には、一般論をぶつけるのが有効。
「大人AKB48とかなんとか、37歳の新メンバーが入ったらしいけど、俺たちの年代に言わせれば、若いだけの20代が束になっても、30代の魅力にはかなわないと思うな」
そんな感じで「30代である自分」に自信を持ってもらいましょう。ただし、相手の女性がこの「NWESポストセブン」の愛読者だった場合、こう言ったら「どうせ私は『さほどキレイめではない側』ですよ!」と怒られかねません。そこはお気をつけください。