長年の友人だという作家・林真理子さん(60才)と、ファーストレディー・安倍昭恵さん(51才)。そんなふたりがスペシャル対談を行った。
林:地元・山口県でもすごいんでしょ、アッキー人気って。総理がお立場上、いろいろ言われるのはしょうがないことだけど、昭恵さんの悪口って私の周りでも、聞いたことがないですよね。
安倍:いえいえ、批判されている部分もあるし、いろいろ書かれますから。
林:第1次内閣(2006年9月~2007年9月)のときは、「主人の足を引っ張らないようにと、とにかくそのことばかり考えていたけれども、今回は、自分が心から正しいと思うことはある程度批判されてもやっていきたい、自分の好きなことをやっていきたい」とおっしゃってましたよね。
安倍:そうですね。最初のときとは違い、私も50才を過ぎて、ちょっと貫禄もつくというか、変わりましたので。
林:だから今、生き生きしている。すごく楽しそう。アッキー人気の大きさもわかるなぁ。
安倍:そんなことないです。
林:日本で今、いちばん偉いご主人がいるのに、全然萎縮したりせず、自分の仕事と使命を持って、生き生きやってらっしゃる姿を、世の中の奥さんたちは支持しているんだと思いますよ。
安倍:そう言っていただくと、すごくうれしいです。
林:この前、お米をいただきましたけれど、農業のほうも楽しそうですよね、コスプレして。
安倍:コスプレじゃないですよ!(笑い)
林:だって、本を拝見したら、もんぺを着て、にっこり笑ってトラクターに乗ってらした。かわいいなと思って。
安倍:いつもの農作業着で、絣(かすり)なんです。
林:失礼しました(笑い)。経営なさっている居酒屋「UZU」で、そのお米を出していらっしゃるんでしょ? 私も行ったことがありますけど、山口県の食品、野菜を紹介するためにもお作りになったアンテナショップですよね。
安倍:でも、今は忙しくて、私があまりかかわれなくなっていますし、すべてが山口県産でもないんです。国産で無農薬、無化学肥料、無添加、露地物にこだわって、自分の家族に作るような栄養のある一皿を出しているんです。
林:今、すごく流行っているんですってね。
安倍:そんなことはないですよ。予約がとれないとか、噂では言われてますけど…。
※女性セブン2014年5月8・15日号