巨人の澤村拓一投手と離婚した森麻季アナは、系列ともいえる選手との結婚を機にした寿退社だったこともあり、日テレを中心に出演しています。読売テレビ制作とはいえ、土曜朝の『ウェークアップ!ぷらす』のキャスターを務めている。要するに、円満退社であれば、自局を中心に活躍できるわけです」

 フリーとして生き残るためには、出身局で起用されるかが大きなポイントとなる。脊山麻理子アナは、日テレの番組には出ておらず、突然水着グラビアに登場するようになった。馬場アナの場合はどうか。日本テレビ関係者が話す。

「馬場アナはアナウンサーとしての技術は高く、仕事をきっちりするので、現場での評判は悪くないですよ。また、同期や少し上の年齢の社員は偉い立場に立っている。だから、同期のよしみで使われる可能性も十分あります。ただ、若干現場から離れ気味になっている人もいる年代だから、微妙といえば微妙。

 テレビ局に資金が潤沢にあった1990年代までとは違い、タレントでさえも経費削減で切られる時代。ましてコストのかかるフリーアナを使うには、それ相応の理由が求められる。古巣の局ならツテもあるし、仕事も回ってきやすい。一方で、他局での起用は難しい面がある。一緒に働いたことがないから、制作側も探り探りになるし、アナウンス部からの反発も強くなりますからね」

 未婚40歳の女子アナの独立はレアケース。フリーになった馬場典子アナは、はたしてどの局を中心に活躍するのだろうか。

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