発端は、7月30日に同校に長女(9才)を通わせる江角マキコ(47才)が『人は人、自分は自分』というタイトルで綴ったブログだった。
《もう4年以上前かな。私もいろいろな噂話を流されたことがあります。お弁当を作らずメロンパンをポンと持たせている、とか先生にいわゆるチクリをしてる、とか、それはもう様々なストーリーで。
なかなか想像力豊かな内容で今は笑えますけど、その時は露骨に無視をされたり、お茶会やランチ会をその噂を広めるために開かれたりとか。「違います!」と言いたいのを我慢して耐えました。子供と一緒にいる時に無視をされたり、嫌味を言われたり。そんなときも必死で耐えました》
この日、沖縄・宮古島にいたという江角は、突然なんの前触れもなく、過去にママ友から受けたといういじめ被害を告白したのだった。
女性セブンはこの問題について、江角と同じ学校に子供を通わせる複数の保護者を取材したが、そのほとんどが、「その件については話したくないんです…」と、口をつぐんだ。
彼女たちからすれば、江角の告白は、名門校に“陰湿なママ友いじめがある”というレッテルを貼るに等しく、甚だ迷惑な行為なのだろう。また、何かを語ることで、わが子が不利益を被るのでは、という親としての不安もあったに違いない。
だが、取材を進めていくなかで、江角の主張とは真逆のことを語り始めたママ友・A子さんと接触することができた。
「一体どういうつもりで、彼女は“あんなこと”を書いたのか…。その真意はわかりませんが、ただひとつだけ、はっきりと言いたい。書かれた内容は全てウソです」
そう憤るA子さん。さらに、彼女は、江角の一件について、こう話す。
「みなさん、しゃべりたいことがたくさんあるんです。でも“本当のこと”を言うと、あの人に何をされるか、そして子供の学校生活にどんな影響が出るのか、それが心配なんです…」