○(米)8月PCEコア指数- 29日(月)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.4%
参考となる7月実績は前年比+1.5%。インフレ期待は適度に抑制されており、コア指数の上昇率は1%台前半に鈍化しつつある。ただし、米金融政策の指針に大きな影響を与える変化ではないとみられており、市場予想は妥当か。
○(日)日銀短観9月調査- 10月1日(水)午前8時50分発表
・予想は、大企業製造業DIは+10
参考となる4-6月期の実績は+12。9月調査(7-9月期)については、消費税増税後に個人消費が予想以上に落ち込んでいることから、やや悪化する見込み。大企業非製造業のDIもやや悪化する公算。ただし、3カ月後の先行きDIについては、消費増税の影響がより緩和されることで多少改善する可能性がある。
○(米)9月ADP雇用統計- 10月1日(水)午後9時15分発表
・予想は、前月比+20.4万人
参考となる8月実績は+20.4万人。米労働市場は穏やかに改善しており、新規失業保険申請件数に大きな変動が生じていないことから、9月は8月実績と同程度の増加が見込まれている。
○(米)9月ISM製造業景況指数-10月1日(水)午後11時発表
・予想は、58.5
参考となる8月実績は59.0だった。9月については、各地区連銀の直近の製造業指数がまちまちであることから、8月実績と同水準か多少下回る可能性がある。ただし、予想通りでも米経済の穏やかな拡大を示唆する数値であり、それなりに評価されるものとみられる。
○(米)9月雇用統計- 10月3日(金)午後9時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+21.0万人、失業率は6.1%
新規失業保険申請件数に大きな変化は生じていないが、労働市場の穏やかな改善は続いていることから、9月の非農業部門雇用者数は20万人超の増加となる見込み。9月の失業率は横ばいの見込みだが、労働参加率が低下した場合、市場予想の6.1%を下回る可能性がある。
主な発表予定は、9月30日(火):(米)9月消費者信頼感指数、10月3日(金):(米)8月貿易収支、(米)9月ISM非製造業景況指数
【予想レンジ】
米ドル/円:106円00銭-111円00銭