芸能

高視聴率の日テレ土曜G帯 ジャニーズ主演ドラマが命運握る

 現在、視聴率争いで他局の追随を許さず、独走中の日本テレビ。なかでも、日曜日は17時30分開始の『笑点』から22時30分開始の『有吉反省会』まで2ケタ視聴率を続けている。特に、『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』は10%台後半以上の数字を記録。テレビ離れが叫ばれる昨今において、驚異的な数字を残している。

 日曜日ばかりに目が向きがちだが、実は土曜日も日テレにはゴールデン帯に高視聴率番組が並んでいる。18時開始の『名探偵コナン』から22時開始の『嵐にしやがれ』まで2ケタが連続する週も目立つ。その番組編成について、テレビ局関係者はこう分析する。

「アニメから始まっていることからもわかるように、親が小学生と一緒に見られる番組構成になっている。18時30分からは、料理をテーマとしたグルメ・紀行番組『満天☆青空レストラン』。その後の『志村どうぶつ園』『世界一受けたい授業』は、ファミリー層狙いの代表的な番組といえます」

 21時台は連続ドラマ枠となっている。7~9月期には、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演で『金田一少年の事件簿N』を放送。2話、3話は視聴率1ケタに落ち込み、先行きが不安視されたが、その後持ち直し、全話の平均視聴率は10.46%と2ケタに乗せた。

「この枠は、日テレにとってかなり重要な位置を占めています。後番組の『嵐にしやがれ』は通常2ケタに乗りますが、時折1ケタに終わる日もある。その命運を握っているのが前番組のドラマ枠なのです。

 たとえば、『金田一少年』が視聴率1ケタに終わった週が3度ありました。2話7.7%、3話8.8%、5話7.4%です。この3度中2度、『嵐にしやがれ』も1ケタになっているんです。全9話の『金田一少年』の放送期間中、『嵐にしやがれ』が1ケタに落ちたのは、その2度だけです。

 これは、7~9月期に限った話ではありません。4~6月期は、嵐の二宮和也主演の『弱くても勝てます』が全11話放送されました。期間中、『嵐にしやがれ』は3度1ケタの視聴率に下がっています。すべて、『弱くても勝てます』も1ケタだった週です。しかも、4~6月での最高視聴率12.7%のときは、『弱くても勝てます』も全話中最高の13.4%を記録しています。いかに前番組と連動しているかがわかるでしょう」

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン